Xbox360専用ソフトであり、世界最高峰ドライブシミュレーターソフトの「Forza 3」ですが、これがまたなかなかの傑作ぶり。自分の嫌いなドライブシミュレーターですが、それだけに終わらない作りは、現世代で最も車を熟知しているスタッフと、ゲームを熟知しているスタッフによる開発だという事が伺い知れます。マイクロソフト恐るべし。タイトルにもある「痛車」の効果で面白さも30%アップです。
この後、ダラダラとゲームの分類について語ったりしますんで、
サックリとゲームの評価をまとめておきましょう。
また、このページの最後にはマイ痛車コレクションも少量ではありますが貼り付けておきます。
少しでも空気を味わっていただければなと。
評価…7.8/10.0
【総評】
次世代ゲーム機が出る度に注目されるレースゲーム。レースゲームはゲーム機の性能を量るのに最も適しているからです。今世代機に於いて、このゲームより優れたゲームが出るとは思えない程の完成度。レースゲームであるが故に人によって好き嫌いが激しいので7.8としましたが、「レースゲームは嫌いだ」という方以外は購入して損はしません。今まで興味が無くとも、「絶対に遊びたくない!」という明確な拒否反応が無い限り、きっと楽しむ事が出来ます。
【このゲームの見所】
・現在、世界最高のドライブシミュレーター
・世界中のペイント職人のおかげでマイカーをレプリカマシンから痛車まで好きなようにカスタマイズ
・世界中のコースが収録され、その最限度も素晴らしい
・オンラインではレース以外に「鬼ごっこ」などの遊びもあり、単に走りの上手さだけで比べられない
・オンライン痛車走行会や、新デザインといった、有志による遊びのクリエイトが活発
このゲームの主要な目的は、ゲーム内のレースに勝利し、ポイントを貯めて車の購入やアップグレードに勤め、新たなライバル達に備える…というものですが、我々「ヘンタイジャパニーズ」はちょっと違う遊び方をします。今やそれも主流となっているようで、開発者側もForza2の段階で、日本人がヘンタイステッカー(アニメやゲームキャラの痛車)を作り、ゲーム内にあるオークションで売り捌いた(ゲーム内通貨でオークションに参加し、購入する事が出来る)事で、ゲームに新しい魅力を与えた事を認めています。
Forza3でも、レースでポイントを貯めて車を購入→車のデザインをオンラインストアで購入
という流れは変わりません。もちろん、デザインやステッカー(バイナル)はゲーム内通貨での購入となります。リアルマネーは不要ですのでご安心下さい。
分かりにくいかもしれませんが、いちゲームプレイヤーがステッカーを作り、そのステッカーを売る個人商店をネット上に開きます。その商店に他のプレイヤーが赴き、ゲーム内の通貨でステッカーを買います。買ったステッカーを自分の車に貼り付ければオリジナルマシンの完成。商品が売れればゲーム内通貨は、売り手の懐にちゃんと入るシステムですので、腕に自身のある方は、レースで稼がずにデザインでお金を稼いでもいいかもしれません。
さて、ドライブシミュというのは、車の挙動を現実のそれと極限まで近づけることが目的。これに対して、同じように車を扱いますが、バーンアウトパラダイスのようなソフトはカーアクションと分類され、非現実な車の挙動で楽しませるというものです。体当たりやジャンプ、普通の車では不可能なコーナリングといった、気持ちの良い「アクション」を楽しませる事が目的です。あのマリオカートも、レースゲームの中のカーアクションに分類されるかもしれません。
【まとめ】
・ドライブシミュなら『Forza 3』
・ハチャメチャカーアクションなら『バーンアウトパラダイス』
どちらも違う面白さがありますよ。
【痛車展示場】
現時点で私は「アイドルマスター 美希」のランエボと、
「あいまいまいん」のCivic Type-R 2007を確保。今後も増加予定。
ステッカー(バイナル)として企業ロゴを数点確保し、とらのあなやメロンブックスなんかのステッカーを貼って遊んでいます。また、キャラ物のバイナルとしては、やはり世界的に人気なエヴァ系統が秀逸。劇場版のイラストを再現した作品などが出品されていますね。
(以下の画像はクリックすると、1280×720で表示できます)
↑このマシンは、各バイナルを購入し、自分で適当に配置したものです。このように、自分で自由にデザイン出来るのも嬉しいですね。
現実に走れば大迷惑な痛車も、ゲームの世界なら許される。
是非一度、世界最高峰のドライブシミュレーターをご体感下さい。