シリーズアキバ

教育評論家なるものが日本の教育を語るのは時期尚早だ

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シリーズ「教育評論家」のO木N樹氏。今日もまた、科学的論拠のない個人的妄想で「今の子供は危険」だと吹聴する。 この人の論文を見たことが無い。まあ、教育学ってのに論文があるかどうかも知らないが、「教育評論家」という肩書きからして学者としての資格が乏しいのではないかと勘繰ってしまう。


氏の著作を読むに、この人の論文が卒論で出されたら、落第を付ける自信がある。私は教授じゃないので、落第(60点以下)が付けられてしまう自信がある…と書くべきところだろうか?学部生ですら致命的だと思えるような内容の論文が飛び出す事は請け合いだ。「仮説=結論」なわけだから。「私は最近の子供は危険だと思うので、結論として危険です」などと言ってしまっては、寝言は寝て言え。と一喝されかねない。卒論指導の無い学部の教授で良かったね。としか言えん。

いわゆる、高学歴だから自分が素晴らしいと思い込んでる典型。
私は真のエリートというものを知っている。真のエリートとは、人格者であり、研究者であり、教育者でもある。にもかかわらずどうだ。教育学をやっているらしいのに、研究者で教育者だろうか?もしも、氏が法大のキャリアデザイン学部や、早稲田の大学院の生徒を眺めながら(恐らくは前者だろう)、最近の学生は酷く劣化した。子供達は荒れ、危険な状態だ、全国的にそうに違いない…。などと思っているのであれば、それこそである。一度、学生からやり直し、とまではいかないが、他の研究分野の教授と会ってみると良い。真のエリートってのがどういうものか、自分を捕らえなおす上で、立ち向かう権利さえ与えられないような大人物を見ておくことは損にはならない。

キャリアデザイン学部や人間環境学部の知人も数人居り、あまり言いたくは無いが、あの辺りは文科省から金を貰う為に作った新造学部だけあって、色々と足りてない部分が多い。キャリアデザイン学の教授ってのは、キャリアデザイン学を専行してきたの?なんて嫌味が地理学科や哲学科では囁かれる。生徒というよりも、教授が致命傷なので有名だ。生徒三流、教授一流と言われる法大にあって、それは幾らなんでもアレだろう。他大に行った方がまともに学べるんじゃない?なんて話も耳にします。

大学教授というのは、学者ではあるが研究者ではない。教育者である。とは、私の師事した教授の弁。全くその通り。教授は学生を「大」学生に仕上げなければならない。そのプロセスを持たない教授にばかり師事すれば、高校生が4つ年を取っただけの未完成な大学生が世に溢れる。ある者は高校生のまま、ある者は有名大学卒という肩書きだけで自分は優れた人材だと思い込んだまま、社会に出て行くだろう。

国を憂い、子供の再生を訴える割には、自身の受け持つ学部生から変えてやろうという努力はしないんですね。5年ほど見てますが、変わった気はしません。学内でキャッチボールしてみたり、そういう学部の子はそういう学部の子のままですが。現状にケチをつけてクダをまくだけで「評論家」ならば、明日から私にも出来る。出席カードを提出させ、課題図書を買わせてレポートを書かせれば良いのなら、是非来期から私を採用すべきだ。非常に安価な労働力として使えるぞ。

さて、冗談はこの辺にして。
氏の論のみならず、信念、理念すら怪しいと言わざるをえない。
結局は、年寄りが好む「最近の若い者は~」と述べる仕事か。
教育者ならば、「隗より始めよ」くらいは知っていよう。
自分の周りの人間にすら満足に働きかけていないのに、日本の未来を語るなどおこがましいと思わないか。地理学的に言えば、書斎研究ばかりしないで現地研究(フィールドワーク)に出ろ!といったところか。2chの、俺はやれば出来るが、明日から頑張る的書き込みと何の差異も無いように思うが。

また地理学の話題だが、地理学ではその分野で頂点を極めた人間が、死ぬ直前にならなければ大きなテーマに挑んではならない。という不文律がある。というのも、未熟な学者が挑んだところで跳ね返されるのは目に見えており、徒労でしかないからだ。『日本の農業』などという、壮大で、スポットライトがどこに当たっているのか分からないような研究や著作は、大々々教授(スーパーサイヤ人3くらいの)でなければやってはいけない。せいぜい木っ端学者共は、『東京都国分寺市多摩川水系支流野川における河岸段丘面での果樹栽培について』とかをやるわけです。狭い狭い範囲の、誰がどう見たって理解できるくらいのスポットライトでもって物を書く。対象が大きくなると、一般化された中から代表を見つけ、それでもって全てを語ろうとするわけですから、現実にはそんな事ありえねェ。が頻発する。木っ端共にはその批判に答えられる力が無いし、そもそもそんな大風呂敷を広げる事すら出来ない。

「今の子供」ってのは、一体誰だ。代表者や指標が常に定められているのか?スポットライトはどこに当たってる?氏及び憂国の教育評論家の言う「子供」というのは、作り出された(一般化された)空想上の産物じゃないのか?統計を眺めれば今の子供が凶悪になっていると言えるのか?

10起きたいじめの内、3しか報告しないから統計は信用できない。だから今の子供は悪い?バカな。そんなに統計が信用できないなら、10年前、20年前の統計も同じように詐称に塗れていると気付いても良いだろう。今の統計だけ信用できんなんてのは、ちゃんと目玉と脳味噌が付いているのか問われるレベルだ。ウン十年前の子供が品行方正だった確かな証拠を持ってこなければ、今の統計を無視する事は出来ない。

また、アンタらの経験則で語ってるんじゃないか?と問いたい。
早稲田?慶応?東大か?どこでも構わない。少なくとも法政よりは遥かに良い大学を出たのだろう。だったら何故分からないのか。自分の学んできた環境、育った家が超一流であって、世の中の腐臭を放つ原因共と交わってこなかったという事実が。 法政ですらここが平均と思うと痛い目を見るらしいのに、現状を誤認したまま作られた研究に何の価値があるのか。

自分は賭場に出入りしてみたり、不良にケンカを売られたり、自身もクズなので良く分かりますが、生まれて此の方「エリート街道」を歩いていると、それが異常なのかもしれない。と気付かない。それが「普通」だと思ってしまう。世の中に「普通」が無い事くらい学者ならイの一番に知っておかねばなら無い事だが、「普通の子供」だとかそういった言葉も耳にするので、一度釘を刺しておいてですね。

エリートが普通だと思い込んでいるなら、当然それより下は全て「不可」扱いです。誰を見ても、何を見ても悪い物にしか見えないでしょう。電車内で酔っ払って暴れたり、飲み屋で失禁したり嘔吐したり、これは迷惑行為ですが、どうやら良くある事のようです。子供たちだって、ケンカして相手にケガをさせたり、親
に向かって反抗することもあるでしょう。良くあることです。それが悪だなんて了見が狭過ぎる。

もっと言えば、昔の悪(素行や成績、家庭環境全て含む)は学校に来ませんでした。
農家の手伝いなんかをする。今や年頃の子供は皆、学校という監獄に放り込まれる。個性などとヌかすのに、特性や適性を加味しない。全員投獄状態。合わない人間が居るのは当たり前。そういう人間は一定数居る。勉強も、仕事も合わない。勉強は合わない、仕事は合わない色々だ。NEETなんてのは、この投獄主義とも言うべきシステム側から見た最たる物じゃないか。

アンタらは、何で日本の教育全像を俯瞰して眺めたように語るのに、学校ありき、仕事ありきでしか物が言えないの?と。先にも述べたように、あんたらにはまだまだ『日本の農業』的な発言、研究は早いって事。もうちょっと自身を教育なさい。

色々言いたい事はありますが、本題から離れてきた上に長くなったのでこの辺で。

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