非実在青少年を守るとして、行き過ぎた表現規制を求める活動が活発化しております。これを受けまして、私は非実在暴力を筆頭に非実在犯罪等の規制を求める事と致しました。リンクフリーです。共感頂ける方は表明、紹介、リンク等をいただければと思います。また、このような規制があれば更に良いと思われる物がありましたらお教え下さい。以下に求める規制内容を掲載致します。
【規制を求めるもの一覧】
『非実在の人物(各種著作物、創作物の登場人物)に対する犯罪行為への規制』
並びに
『実在の人物を利用した犯罪を連想し得る著作物(舞台、劇)、番組、楽曲、音声への規制』
『その他人権を侵害すると考えられる諸要素の規制』
を求めます。また、非人間と思われる物に対しての規制も同様に求めます。
【代表的な規制対象】
実在、非実在を問わず、規制対象として頂きたい物を以下に示す。
・暴力の描写(青少年同士のケンカや任侠、極道物、格闘技)
・人間と認められない物に対する犯罪行為(動植物、怪物、幽霊、宇宙人)
・性的描写(性行為、妊娠、出産、性犯罪)
・プライバシーの侵害(盗撮、ドッキリ番組)
・反社会的な思想の扇情(楽曲、書籍、映像)
・事件、事故等の報道
・車両、銃器、刃物等の情報及び描写(レース、戦争、時代劇他)
・企業名、学校名、給与、学歴等差別の基準となり得る要素
・身体的美醜に関わる差別的要素及び発言(美女・イケメン・ブサイク他)
【規制を要望する理由】
青少年並びに健全な社会の構成員として生きる上で、犯罪を連想させるような情報一切は不要と考えられ、犯罪との因果関係は証明されていないものの、考えられる全ての要素を廃すことでより安全で安心な社会の構築を実現させる事が可能であろうという通説に則り、規制を求めます。
以上。
【真意】
何がよくて何が悪いかも分かっていないにも関わらず、何でもかんでも規制、規制。
本当に世の中を良くしたいと思うのであれば、あらゆるメディアを捨てなければなりません。
完全な無菌社会を作るのであれば私は「非実在青少年の人権保護」も受け入れましょう。
完全な無菌状態を許容しないのであれば、健全な世の中の構築は嘘八百の狙い撃ちでしかない。私は「非実在青少年」を守ると同時にあらゆるメディアから毒素を抜くことを条件に、人権保護を推進致します。
また、これらに対する検討は、散発的な物ばかりで、まとまった物が存在しない。
必要とあらば、参加者が居るのであれば、旗振り役をと思っております。
その為の確認のページでもあるわけです。
【予備知識】
「非実在青少年」とは東京都が設定した定義。マンガやアニメなどに登場する18歳未満の人物を「非実在青少年」とし、18歳未満に見えるキャラクターや音声を規制するというもの。
また、この規制はゾーニングによる対応では不十分とされ、店頭での販売規制も検討される。
(そのような商品は実質販売不能か、販売機会の減少によって消滅すると考えられる)
よって、主に成年向けタイトルであるが、全年齢向けの作品も非実在青少年の人権を侵害しているとされれば規制される可能性が十分に考えられる。危機感を煽るつもりはないが、もう少し強い表現を用いても良いほどだ。
販売差し止めと言い切らず、真綿で締めて諦めさせるような戦法は、なかなか狡猾だ。
この事を知らない大多数の人間は知らぬ間に法案が成立するだろうし、知っている擁護派の人間は、「非実在青少年」の人権を侵害する人物として認定され、意見の聴容は難しい。よって、同じ論法で全てを一律に規制することで、その問題の本質に気付いてもらう、もしくは世論の喚起を狙っておるというわけです。どうぞ、よろしくお願い致します。
【追記】
経緯が理解頂けないようなので、こちらで説明文の草稿を掲載します。
東京都青少年保護条例改正案の中に、
「マンガの登場人物に対する人権が侵害されており、マンガは規制すべき」
「マンガに出てくる青少年への人権侵害が現実の人権侵害を連想、行動に移させる危険性を孕んでいる」
という前提及び問題提起から、マンガやアニメに青少年が出てこないようにする法案が考えられている。また、その判断は審議員の主観に任される。同時に、性行為を正当化するような情報の公開を禁止する。
かみ砕いて言えば、こういうことです。
更に驚くべきは、マンガやアニメに出てくる人物を「非実在青少年(本当は存在しない青少年)」と定義し、彼らへの性的行為並びに扇情的な要素を青少年の人権保護の観点から規制する。
としています。この、「本来居ない人物に人権を認める」という部分が、カルトか何かにしか思えないほどの素っ頓狂ぶりで、マンガやアニメなどを狙い撃ちにしていると読み取れることから、ごく一部では異論が出ているのですが、「異論を述べる者は人権侵害を容認する危険人物」としてとりあってくれないわけです。
では、真っ向から対立したところで取り合ってもらえないのであれば、アニメやゲームといったメディアに限定せず、同様に人権を侵害していると認識される各種メディア、著作物も同様に規制してはどうだろうか?と、私は提案しているわけです。性行為に限らず、暴力や反社会性のある全てを規制しましょうと。
戦争物の映画、キスシーンがあるドラマ、舞台や殺陣のある時代劇、アダルトビデオに成年向け各種サービス、産業、事故や事件の報道、小説が代表するような書籍、教科書…全てです。あらゆるメディアを日本から叩き出せば、きっと青少年の育成にとって良い環境となることでしょう。
さて、そんな日本で楽しいでしょうか?我慢できますか?
また、本当にそれら全てが規制されれば青少年は健全に育つのでしょうか。
育たないとするならば、アニメやマンガを規制しようがしまいが同じ事。
健全に育つのならば、是非とも全てのメディアを規制すべきです。
オールオアナッシングで参りましょう。ということなのです。
(科学的に証明もされず、自分達に都合の良い会議だけで決める事への怒りもございます)