突然ですが……という語りはじめで、本当に突然「アフリカの飢餓について」語りだした
北村潤(現在は喜多村潤を名乗っている?)氏。慈善団体の代表として
活動しているそうですが、そのあまりにも突然な語りにネットは騒然。
炎上騒ぎとなっているようで。
日本には1億人以上もの人がいます。その中にはやはり、飢餓状態の方もいる。
タコ部屋で寝泊まりしたり、日雇い労働者の街に消えていった知り合いもいます。
アフリカがどうこう以前の問題で、日本ですら助けられていないのです。
アフリカの方が程度が悪いから、そちらを助けろというのは簡単です。
しかし、学生時代に感じたことは、いくら支援をしたところで、
満たされるのは自身の小汚い慈善欲であり、偽善欲でしかありませんでした。
本当に彼らを幸せにしたいなら、社会の制度を叩き壊さなければなりませんが、
そんなことはできませんし、してはいけないわけです。
また、その国にいる人間が変えようと思わなければ意味がないのです。
ギリシャやスペインをご覧いただければわかるかと思います。
スペインのカタルーニャなどは経済的に裕福であるために、
スペインの負債を背負わされている!と民衆が怒りの声をあげ、独立運動をしています。
こんなもんなんです。すべてがそうだとはいいませんが、自分の努力を放棄して、
苦労も知らずに都合のいいことばかり、彼らは楽なことばかり選択するのです。
自立のためには、支援が必ずしもいいことであるとはいえない現状があるのですね。
気に入らないからと他国の社会制度や風土を批判し、均質化することがどれほど危険か。
このあたりに頭が回らないのが、偽善バカの痛々しいところといえるでしょう。
やらない善よりやる偽善といいますが、偽善のやり方を間違えて独善になったり、
そもそも偽善をしていない「偽偽善」なるものが世の中にはたくさんあるのです。
ブログ等に今日食ったものを載せるのが鬱陶しいと感じたのでしょう。
それを「お前ら食いもんばっかりウゼーんだよバカ」といってしまうと角が立つ。
だからこんな表現にしたのかもしれませんが、なんにせよ、頭が悪いことこの上ない。
誰かを幸せにするか?という疑問ですが、幸せにします。
どこの馬の骨かわからんヤツが語る偽善や海外支援より、
近しい友人が行った美味しいお店情報の方がずっと役に立つことがあるわけですね。
角が立ついい方をすれば、「お前、友達すくねーんじゃねえの?」である。
そもそも北村氏自身も今日食ったものなどの食いもん情報をネットにあげてよろこんで
いるのだから致命的。検索するとパキスタンのケーキカットがどうだのといっていたが、
そのパキスタン人に「ケーキとはなにごとか!それでアフリカを幸せにできるか!」 と
いってみたらどうでしょうか。
とにもかくにも、こういったバカな偽善が表出するたびに、
冷静な頭脳と熱い心で支援をしたいと考える聡明な若者が減っていき、自分探しや
自身の欲望を満たしたいだけの狂気に満ちた支援者の割合が増えるわけで、
お前たちが口をつぐみ、わけのわからない行動をとらない方が、
ずっと世界は幸せになるんじゃないか。少なくともお前達は、我々を不幸にしているぞ、
と思うわけです。
【参考リンク】
・痛いニュース様
Facebookで食べ物の投稿を毎日してる方々、アフリカは飢餓で苦しんでます