Jun先生の初単行本『純愛メロウ』は、ふとましい女の子からスレンダーな娘、勝ち気な娘、人妻と多様なキャラとの情事を収録。初単行本ということで、収録作品のジャンルに統一性はないものの、すべての作品の画力、品質ともに安定しており、初物を敬遠しがちなエロマンガニストも安心の一冊です。
表紙の女の子は酒屋の娘さん。家の手伝いで司法試験多重浪人の主人公の元へやってきたのがきっかけで…
スピンオフで同名(純愛メロウ)のOVAにもなった「午後の紅潮」の弥生さん。大人の女性でありながらもあどけない部分があるという、全男性の願いを形にしたかのような存在。
従順から跳ねっ返りまで幅広くカバー。次回作も楽しみですね。
いやらしさと愛らしさ、マンガらしさを併せ持つ、希有な作家さんです。