アキバ系雑談

「総統閣下はお怒りのようです」シリーズは本編も一見の価値あり

Pocket

「総統閣下は○○○にお怒りのようです」で知られる総統閣下シリーズ。これの元ネタは、『ヒトラー ~最期の12日間~』という映画作品です。ヨーロッパにおける最大のタブー、ヒトラーを描く。それも、ドイツ、イタリア、オーストリアという三ヶ国共同制作で。ヒトラーその人を演じたのは、ドイツの国民的名優、ブルーノ・ガンツ氏で、日本語版の吹き替えを担当したのが大塚周夫氏。特筆するまでもないことだが、両氏の演技は人生を知り尽くした男の情熱、狂気、悲哀をまざまざと伝える。


大塚さんはそもそも、NHKの大河ドラマに何本も出るほどの演技派。洋画の吹き替えでもチャールズ・ブロンソン役等、多くの作品で名演技を披露している。役柄としては、天才的な才能を持ちながらもどこか狂気を抱いていたり、トボケた一面を見せるキャラクターが多く、ヒトラーを演じるにあたり右に出る者はいなかったのではないかと思う。80をゆうに超える年齢で、若いころは進駐軍のバーでタップダンスをしていたというのだから、この時代の空気は主役のガンツ氏以上に身に染みて知っている。

ベルリンの地下要塞に籠る、ヨーロッパの覇道を歩んだ男がたどる末路。氏の名演とともに味わってみてはいかがだろうか。



ちなみに、水木しげる御大もヒトラーを題材にした作品を描いていたりする。氏の持ち味を活かしつつ、時代の寵児となった男の歩みが描かれる。

ピックアップ記事

  1. 電子書籍や音楽、映画等デジタルコンテンツのブロックチェーン構想
  2. 日本が安定しているせいで仮想通貨に乗り遅れてヤバいんじゃないかっていう
  3. パチスロ機を自宅に導入する際に読んでおきたい家スロのTips
  4. 物流激変とオリンピックが同人即売会を終わらせるかもしれない
  5. 謹慎と不謹慎のあいだ

関連記事

  1. アキバゲーム

    我が愛機、暁に死す

    私が箱○(Xbox360)の狂信者だとして、殺人予告まで受けた事があ…

  2. アキバ系雑談

    昨日買ったもの(18禁要素有り)

    昨日は色々と買ってまいりました。いつも思うんですが、メロンブックスのレ…

  3. アキバ系雑談

    最近買った本まとめ

    後で多分書き直します。多分です。先ずはリストだけ。『出版再生 アメリカ…

  4. アキバゲーム

    バトルフィールドバッドカンパニー2へ思いを馳せる

    バトルフィールドバッドカンパニー2、BFBC2ですが、どうやら3/11…

  5. アキバゲーム

    マリオランの評価に見るオタクの今昔について

    スマートフォン向けアプリゲーム、スーパーマリオランが公開されましたね。…

  6. アキバ系雑談

    ゲームハード通信簿

    各社の2007年の自己評価アンケートを発見しましたので、そこからちょっ…

人気記事

最新記事

  1. 責任をとるということ
  2. リスクの可能性がゼロでないなら規制すべき?
  3. ヴォルテールの寛容論とその人
  4. ネットやメディアの「賛否両論」について思う
  5. 「権力は監視しないと危ない」について
  6. 災害が頻発することを最大のチャンスと捉えたい
  7. ペンは剣よりも強し

レコメンド

  1. シリーズアキバ

    ブログ・SNS時代前夜の話とインターネット村社会
  2. アキバ系雑談

    日本が安定しているせいで仮想通貨に乗り遅れてヤバいんじゃないかっていう
  3. アキバ系雑談

    電子書籍や音楽、映画等デジタルコンテンツのブロックチェーン構想
  4. KING PRESS

    謹慎と不謹慎のあいだ
  5. アキバ系雑談

    書評ブログが成功しない、極めて単純な理由
PAGE TOP