アキバ系雑談

格ゲーの共通システムに関する一家言

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あまりにも書くべきことが短いので、別にブログに書かなくてもいいじゃん。ツイッターで吐いてろよド屑が!!って気がしないでもないですが、一応ここで。

 

格闘ゲームに共通システムってありますよね。ジャストディフェンスとかブロッキング、投げ抜けだって共通システムです。で、なんでこんなものがあるかというと、理不尽に一方的に負けないためにあるんですよね。放っておけば、上手い方が一瞬で勝負を決めてしまうからつけたんですよ。ゲームに深みが〜とかいうのは副産物であって、副作用でしかない。

 

いま、ボクシンググローブをつけた大人と子どもが対峙しているとしましょう。どちらが勝つ(相手の息の根を止める)でしょうか。きっと大人が勝ちますよね。では、ナイフだとどうですか。ちょっと迷いますけれども、率を考えれば大人でしょう。大怪我を負っても、最後に生きているのは大人だと思いませんか。では、拳銃だとどうでしょうか。

 

救済措置のない時代は、拳銃を持って対峙していたんです。でも、バキュンと一発いわれたらおしまいで、ゲームは一瞬。これがおもしろくないといわれた。だから、共通システムやら一撃の重さやらを軽く調整する……ここでいう、ナイフにし、ボクシンググローブにしてきたんです。

 

私は常々思います。本当にそれでよかったのかと。それで初心者や弱いキャラは救済されましたか、と。あなたがボクサーとボクシンググローブをつけて戦わされたら、きっと勝てませんよね。でも、拳銃を向け合ったらわからない。生きるか死ぬかの勝負になった場合、どちらの方が生きる可能性があるかといえば、後者です。一撃死で恐ろしいことは間違いありませんが、グローブをつけて殴りあいになった時点で、絶対といっていいほど勝ち目はなくなるんですよ。つまり、確定の死です。

 

恐怖やリスクで本質が見えなくなっていませんか。単に勝ちたいなら、拳銃で戦うのが一番なんですよ。初心者こそ拳銃で戦えるタイトルを選ぶべきです。

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