最高裁判決を前にした宮崎勤被告。被告は少女誘拐連続殺人、死体損傷など猟奇性の目立つ犯罪を行った。そこで報道や司法は彼についていた特徴的な記号を捕まえ、騒ぎ立てたという過去があります。の再来が本日判決が下りると同時にありそうな予感。オタク=猟奇殺人犯という原因になったこの事件に触れながら昨日の報道とからめて見て行きたいと思います。
報道では宮崎被告がおたくが増えたと発言した事を取り上げて、暗に今の少女誘拐事件の頻発はオタク増加に伴うもの。としたいようです。少なくとも私にはそう臭う部分がありました。
猟奇的犯行。まさにその通りだと私も思います。本来オタクは、少女を寵愛しようとも、己の自由にしようなどというおこがましい発想は持たないもの。持ったとしても別の方法で吐き出すことが出来る。特に萌えオタは脳内でストーリーを想像出切る、右脳が比較的発達した存在ですので、欲求の昇華は得意中の得意のはずです。そのクリエイティビリティー(でいいのかな?)性を持ち合わしていない時点で、既にオタクでも何でもないんじゃないでしょうか?
こういう人たちは別にアニメだろうがゲームだろうが映画だろうが音楽だろうがスポーツだろうが、やるんですって。事件は起こるべくして起きた。陰鬱とした部分をオタ文化中で消化出来なかった。結局どんなものが起爆剤になるかは分からない存在だったのではないかと私は考えます。
もっとも、オタク文化が彼らを犯罪に駆り立てたと社会は決めていますが、それ自体がマユツバ。オタク文化が人を殺しましたと調書や判決で書けないので、この場合彼らは、「原因不明」として決着をみようとするわけで。昨日の報道にも垣間見られましたね。
上の宮崎被告の画像に関連して流れた映像です。つまり、オタクはこんなに少女を殺すんだぞ。と?
手紙や直筆の文字が報道されました。いかにも子供っぽい字ですね。私はそういう分野を学んでいないのであまり分かりませんが、幼さがにじみ出る文字だなあ。と感じました。精神的成熟といいますか、そういう部分がまだまだだったんでしょうか?
成熟の遅れのために非オタ社会にも適応できず、オタ社会も活用しきれなかったのかもしれません。
ちなみにオタク=精神的未成熟とする人間が居ますが、私はそうは感じません。
すんごいニヤケ方ですね。重大事件の被告から手紙を受け取った方はよき理解者ではなかったということでしょうか。「コミケの話ばっかりしてる」と話し、いかに被告(オタク)がバカかといったようなインタビューでした。
結局他人事なんです。と他人事のようにおっしゃっておりました。まあ、他人ですしね。非オタの意識としましては、オタク=負け組らしいですから尚更でしょうが。
そして結局「心の闇は解明できなかった」
などという締め方をするわけですね。だったら偉そうに語るな。と言いたいです。犯罪心理学などを学んでいる人間に限ってこういうコメントを出したりします。今、学んでいる方はそんな石頭にならないでいただきたいと願います。
解明不能などと言いますが、私からすれば解明できています。正常なオタクの皆様ならば、解明出来ているのではないでしょうか?
先にも書きましたが、彼は、一般人としてもオタクとしても未熟だったと思います。その未熟さ故に自分の社会的なポジションや価値を見出せなかったわけで。その焦燥感や絶望感が社会とのつながりを求め、犯行声明を行っての猟奇殺人へと駆り立てた。
と、こんな感じじゃあないでしょうか?オタクの精神が分かったりしたら自分もオタク(=猟奇殺人犯予備軍)にされる。といった社会の通念から司法も社会もにこういった解釈はしてくれないでしょうから、私が変わりにやってみました。
偏向報道を行えば行うほど、怒りに狂った人が凶行に走る可能性が高まると言うのに、マスコミは何をやってんでしょうかねえ?というまとめ方にしてみますw
俺達は犯罪者じゃないって方は是非ワンクリを~。
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