以前、アキバのメロンブックスに初老の男性が来、大量の同人誌、青年コミック、一般コミックを買っていかれました。その姿はどう見てもオタクではない。気のよさそうなロマンスグレー(古い?)
どうしてもその真意をしりたい。どうしてそんなにエロ本を買うのか…。男性曰く、オタクの事を語るなら、オタク社会に踏み入らなければならないとのこと。
男性は心理学者だそう。心理学は人の欲望を含めて色々な心の作用を研究します。その氏が語るには、
現在の日本の心理学者はダメだ。最初から答えありきで心理学をする。オタクが悪いとなれば、オタクが悪いと言える理由を探し、それに合致する材料を持ってくる。こんな作用があるからオタクはダメなんだといったように。
そうなんです。相当数の表立って活動している心理学者は悲観論者で、その悲観する原因を拾ってきて、どうしてこうなるのかを心理などという曖昧なもので計り、飾り付けをして世に排出するんです。
心理学は悪いわけではないですが、ついついそういった方向に傾倒してしまいがちです。その現象が顕著なのは犯罪心理学です。犯罪心理学とは、本来、どうしてその人間が犯罪に走ったのかを成長や変化、環境や対人関係から導く学問であるべきだと私は考えます。
しかし、現状は違う。犯罪者は異常な人間であり、その人間を分析する事で、その習性に合致する人間は犯罪を犯す。というような仮説を立てて、そこに突き進む学問になっています。(一部の学者でしょうけども、その一部が結構発言権をもっている)
仮説を満たすために行う学問は危険です。学問はゼロから始めても偏りがちなのに、最初から偏っていたのでは大局を掴めず、結局自己満足に終わってしまうからです。
と、私が発言すると、心理学者の皆さんは、君は反社会性人格障害だね。と言ってくれます。そうです。心理学者に楯突く者は精神病患者にされてしまうのです。こうなったらもう無敵です。誰も止められません。ゴーイングマイウェイってなもんです。
心理学者が仮説ありきで研究してしまう前段階には社会問題があります。どうしてそうなったのか、なるのかを研究する材料は社会問題であったりします。
では、社会問題はどこから来るのでしょう?市民の間からジワリと頭を出すものでしょうか?違いますよね。社会問題を量産している人が居るんです。しかもそれでご飯が食べられる人が。
それは社会学者です。社会学者は社会問題が無いと、存在価値が皆無です。ですから絶えず、社会問題の種を探してそれを育てます。そこはフロンティアです。妄想で学説が完成します。社会学最大の理論は、「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
全く無関係な二つの点を想像力で繋ぎ、線にするのが仕事です。この妄想を社会学では社会学的発想に溢れていると賞賛してくれます。ですからみんなもっともっと量産します。
「大学の講義中に寝ている子供が増えた」という調査結果が手元にあったとします。次に「オタクが増えている」という調査報告があります。先生方はこの二つを見て、
「大学の講義中寝る人間が増えたのは、オタク文化が浸透したため夜遅くまでマンガやゲームをして睡眠不足となっているためである。」と考えるわけです。そして、これを元に研究し、オタク文化のせいで学力が低下している。と結論付けるのです。
私の発想力のナナメ上を行くものをお持ちなのです。作家として見習わなければなりません。
で、社会学者が生産、心理学者がそれを受け取って研究、分野を越えて同じ結論が出る、この学説は正しい、マスコミがやってくる、マッチポンプ。
という流れですね。さて、医学も同じなんですよ。特に脳関係は。
長くなりそうなので以下は、別の記事にしたいと思います。申し訳ありません(汗
パート②へ続く
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