現実から逃れるためにオタクをやっている人が居るようです。オタク趣味は現実の代替物だなんて考え方、私は嫌いです。現実の延長、数ある趣味の一種と考えておりますので。その代替物を取り上げられる原因を自らが作っていても、取り上げんとする勢力が迫っていても、オタクそれらからも逃走するんでしょうか。どこまで逃げれば気が済むのか。いっそ仙人にでもなればいい。
もうね、見学者多すぎ。用事もないのに来るパンピー&厨な連中。
エロゲの紙袋を持って山手線で秋葉原に来る奴とか、電車内で同人誌読み出す奴とか。エロくなければいいんですが、それは猥褻物だという認識は持てないのか。
一生懸命啓蒙に勤めようが、マナーは守ろう!なんて言おうが、
「そんな奴はどこにでも居るからオタクが特別悪くはない」だとか、
そもそもそんなことに関心を抱けないからオタクにならざるを得なかったとか、
そんな連中が多くて。いえね、啓蒙をしてる実感もないし、出来るほど立派な立場でもないんですが、流石に他のコミュニティを引き合いに出して、アイツもやってるんだからオレらがやっちゃいかん理由はないだなんて…人のせいですか。
A君がやってたもん!A君のせいだもん!
スピード違反はオレだけじゃない!オレを捕まえるなら他の奴も捕まえろよ!
虚しいでしょう?別にオタクを罰したいとかそんな考えは毛頭ありません。
良くしたいと思うばかりです。一部の世間知らずが多くのオタクのイメージを悪くしているとしたら、それは止めたい。結果としてそれが周囲にはオタクをバッシングしているようにしか見えないのかもしれませんが。
どんなコミュニティも人が増えれば腐りだします。オタクという世界の品質を落としたくない。「そんなのお前に言われたくない」ではそろそろ済まない。あらゆる規制の波が近付いているというのに、手前勝手な行動で、死期を早められては困るわけです。
オタクにまつわる趣味を腰掛程度にしか思ってない人は知りませんが、私は一生涯この道から袂を分かつわけにはいかなそうなので。様々な文化保護と、そこから得られる既得権益(エロゲーやらエロマンガやら)を果たさねばならない。権益という言葉は嫌いですがね。火と粉どころか、火が付いているのに平然としていられるオタク連中が信じられないんですよ。
我関せずで人生を生き、世間に見捨てられ、友も出来ずにオタクに成り果てた類の人間にはそれが当然なのかもしれませんが、心底陶酔して信じ抜いてきた私としては、この火の粉は振り払わせていただきます。それが内ゲバの様相を呈そうが致し方ない。何もしないままに死ぬくらいなら一華咲かせたい性分なのでね。