日テレで特集やってましたね。最近の若者は鬱になっている。その背景には情報化社会になって、情報を受け取る事は可能になったが、発信する能力に彼らは欠けている。というものがある…。
失笑ものだぞこれは。情報化社会とは何ぞ?情報を簡単に発信できる社会の事ではないか?一方的に一部から情報を押し付けられるのはプロパガンダ的な何か。玉石混合というか、石石玉石石混合くらいの割合であるインターネットの情報。こんなに入り乱れているのは誰もが他愛も無い事を発信できる世だからではないか。
まるで昔の人間の方が優れた情報発信能力を持っていたかのような発言はやめてくれ。情報を得ることが出来なかった時代の人間が、新たな情報を生み出せるはずが無い。昔は一部の知識人などの特権階級がその才能を活用して情報を発信していた。一般民衆は情報など発信する能力が無かったし、環境も無かった。現在もその傾向は変わらず、一般大衆に優れた情報発信能力は恐らく無い。もしかしたら向上しているかもしれない。むしろこう思うくらいだ。
若年性の鬱で登校拒否する高校生が多いのは、高校全入時代だから。学ぶ気力、器量は人それぞれ。それを持ち合わせていないのに、周囲が行くから仕方なく行くという学生が生まれたからに過ぎない。かつてはそんな人間はすぐに就職していたのだから。
間抜けな情報をタレ流す報道局こそ、
情報発信能力に『欠けて』いるのではないか
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- 青少年の鬱について 【mixi日記転載】