2009年8月26日に秋葉原で行われた『美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!?主役争奪戦』の全国一決定ランキングバトル(国内でやってる人がほぼ居ないので勝手にそうしました)の模様です。セーラームーン世代の人間が、初心者から経験者まで参加して下さいました。
動画投稿サイトで見る場合はこちらから。
◆ランキングバトルAブロック予選、決勝
◆ランキングバトルBブロック予選
ニコニコ動画では各参加者の野試合も一部アップしております。
→マイリストからご覧下さい
【大会レギュレーション】
・初プレイの方にも配慮し、コマンド入力無しのオートモードを使用する
・エントリーナンバーが若い方がコントローラーの1P、2Pを選べる
・申し合わせの上、了解があればACS(能力調整システム)使用可
・但し、準決勝戦以上での使用は認めない
・セーラーヴィーナスは使用禁止(野試合では使っても良い)
・Aブロック、Bブロックに別々にエントリー可能(1人で2チーム参加可能)
・A及びBブロック両方にエントリーする場合、キャラは別のものにすること
・決勝で同一人物対決になった場合は、次に成績の良い人間を準優勝とする
優勝…URYU(セーラージュピター)
準優勝…neo(セーラーマーズ)
3位…TEAM みさくらなんこっつ(セーラーウラヌス)
3位…青ひげ海賊団(セーラーネプチューン)
参加してくださった皆様。(プレイヤー名ではなくチーム名での表記となります)
・俺の名前がまもちゃんです(セーラームーン)
・まぐれん(セーラーちびムーン)
・大学生でセーラー服はどうかと思う(セーラープルート)
・キテレツ、フタなりよ!(セーラーウラヌス)
・亜美ちゃんの初恋(セーラーマーキュリー)
・トリカゴ警報(セーラーネプチューン)
・蛍が居ないから選んだのであって、特別な感情や性癖でちびうさを使っているわけではないという事をここで明確にしたい。ところで、次回からチーム名の文字数には制限を設けないと私のような人間が出てくるので要注意(100文字)(セーラーちびムーン)
野試合のみ
・ヴィーナスコスして下さる彼女募集中(セーラーヴィーナス)
・じどう=ぽるの(セーラームーン)
【大会結果】
大方の予想を覆し、マーキュリーやムーンが敗れる中、弱キャラ代表セーラーマーズと屈指の投げキャラジュピターでの決勝戦となった。画面端でのバックスキップ二択回避や、それを読んでの投げ返し読みジャイアントスイング牽制が熱かった。厨技ダブルスピンアクセルの前に、ガードさせれば3割削りのマーズの超必殺も炸裂せず、優勝はURYUのセーラージュピターとなった。
また、決勝戦以外でも熱戦は見られ、トリカゴやマーキュリーのエグいコンボがプレイヤーを熱くさせた。一般的な格闘ゲーム大会と大きく異なるところは、アニメ及びキャラクターに対しての愛情が非常に強いと言う所だろう。チーム名を見ていただければ分かるが、並々ならぬ偏愛っぷりが伝わってくる。「みさくらなんこっつ」や「キテレツ、フタなりよ!」等はキャラクターの原作を愛しているからこそのチーム名であろうし、劇場版のスピンオフ作品をチーム名として付ける為にマーキュリーを選んだ輩も居た。
勝つ為にダイヤグラムを睨み、思い入れも無い強キャラを使ったり、初心者を狩ってみたりといった、10年経っても消えない「負」の感情はそこには感じ取れなかった。誰もが愛したキャラクターで懸命になる姿は、今の格闘ゲームの在り方に一石を投じたようにも思う。
キャラゲーと侮るには勿体無い良作格闘ゲームだ。
但し、次回開催は未定です!
現在、セーラームーンSの各キャラの攻撃方法をまとめたPDF(同人誌)を配布中。
今後もこのイベントが続くようであれば、しっかりとした攻略本に連携やコンボ等もまとめる予定です。