格闘ゲームをやっていて思う事は、誰より誰が強いか、それを決めること以外に興味が無い連中は、えてして上手くないということ。勝利以外に興味が無いと、負けるとつまらないわけだから、上手い人とはやり合わない。本当に上手い人は、下手な人がどんなに入ってきても怒らない。
100、200と弱い人間が入ってきても、平然と処理し、「あ、ごめんなさい。ちょっとトイレへ…」とか言って席を立つ以外は連勝の山を築く。彼らは本当にゲームを楽しんでいる。5時間でも10時間でも、プレイできる間はする。あの忍耐力、懐の深さが無ければ上級者、トッププレイヤーにはなれないんだろうと見ていて思う。
自分みたいに、50やそこら負けたくらいで、諦めているようではまだまだって事です。1000負けて、初めて「キツい」と言え。ということでしょうか。上手い人にさんざんもまれていなければ、向上心も湧かない。ここで向上心が湧かない人間は、どこまで行っても初心者をいじめるだけに思う。
つまり、悟りの境地に達し、勝とうが負けようが、いつもニコニコ笑って楽しめる人格者じゃないとアウトだということ。自分は、どう考えても勝てる要素が無い人間に20、30と連戦させられた時、本当に鬱陶しいと思ってしまう。だから、中級者~でしかない。上級者としての地位を確立できないんだろう。
勝っても負けても面白いんです。面白いんですが、やっぱりどこか違う気がする。
まあ、まだまだ煮詰めるべき部分が多過ぎて、全て知った気になって語るのもアレですが、
やっぱり精神的な成長は大切。社会性(閉鎖的でもゲームセンターという社会)が無いと、上手い人同士で一緒に切磋琢磨も出来ないし、人間としての度量が最終的に物を言うんだと思う。ゲームの技術もさることながら。