新米婦警キルコさんは今年の春まで週刊少年ジャンプで連載されていた作品。惜しま
れたり、よろこばれたりしつつ連載が終了していたのですが、このたび8月からスター
トしました集英社の電子書籍戦略である「ジャンプLIVE」にて連載再開。連載開始当
初の瞬間最大風速に対して、尻窄みとはなりましたが、可能性を感じていた私としま
しては、単なる打ち切りではなかった(編集サイドが作者の才能に反した展開へ持ち
込んでしまったための凡作、駄作化に対する温情的なものを感じる)ので一安心して
いるところ。今回の『帰ってきたっ!新米婦警キルコさん』では、ジャンプLIVEの宣
伝を任されたキルコさんですが、本誌連載開始当初の元気さが伝わる絵の描き込み具
合で「そうそう、この感じ!!」と。連載終了後に感じるジレンマ。ジャンプLIVEで
はこの元気を継続して欲しいですね。
実にいいドヤ顔。こういう絵に見所があったんですよね。特に左上のデフォルメ絵
も味わいがあって、こんなキャラは今まで見たことない(鬼太郎くらい)!と琴線
をビンビン刺激してくれたのですが…。
白目。少年誌でオオゴマ使って白目。しかもダブル。こういう紙面の使い方なんで
すよ。求められていたのは。連載開始時の瞬間最大風速はコレの力なんですよー。
頑張れ、キルコさん。頑張れ、平方先生。あの最大風速をもう一度。
あと、キルコさんは手袋でスマホいじってるけど、警察の手袋ってスマホ対応?
【キルコさんは電書版も出てるけど、ジャンプLIVEはコミック化しないんだろうな】