少女好きギャグマンガ家として、その道で有名人な五月五日（さつきいつか）先生の成年向け初、一般向けと通算して二冊目の単行本がこの『びゅーびゅーびっち』だ。
この表紙と背表紙を見れば説明不要かと思うが、ポップでキュートな女の子たちが一切の躊躇なく性を受け入れる、基本女性上位の作品が15本収録されている。
明るく楽しい作品が多く、陰惨、ハードなものが好みの方には向かない。ただ、ケレン味のない作風は成年コミックとしてだけでなくマンガとしても楽しめる。
一般向けギャグから乗り込んできただけに実力はお墨付き（掲載誌は成年向け）。著者の「少女愛がさわやかにはじける」一冊。
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