まんがタイムきららに連載されている日常系4コママンガ。2年前の秋頃に連載が本誌で始まった時から、いつ単行本が出るのかと思っていた作品。ええ、やっとこさ出ましたですよ。
主人公は橘あるみ。舞台は田舎の高校の拳法部…なんですが、別に拳法部でなくてもいいし。拳法部絡み以外の回の方が面白かったりするし…ヒロインとかもう誰か分かんないくらい各キャラが前面に出てきてキャラを主張するし…。
4コマなので4コマ目でオチるわけですが、4コマでオチでもありボケでもある場合が多く、最近流行の萌え&空気系を地で行く作品です。4コマ目がボケでもある場合は、ハーフのキャラ(マリー)がそれまでの流れを受けて叫ぶというパターンが確立されており、鉄板の定番ギャグとして度々登場します。
キャラ重視で買うべき作品で、そもそも4コマに設定やストーリーを期待する人は少ないと思いますが、抵抗無く読めるキャラとギャグだと思います。
というわけで7点とさせて頂きます。カラーページ等で特に感じると思いますが、キャラの肌(主に胸ですが)並びに衣服の質感、即ちツヤがそこらの成年マンガに比しても素晴らしく、単なる萌えマンガではなく、こむそう先生には成年向け誌でも頑張って貰いたいくらいで。サービスカットの迫力はキャラの「ぷに」具合とミスマッチな出来ですよ。
まあ、私は何でも淫猥に見える病気なのであまり気になさらぬよう…。
店頭で気に入ったなら買うべきだと思います。
キャラの魅力で読みきる作品ですので、キャラに魅力を感じない場合は少し厳しいかなとも。