【タイトル】『負けるな!魔剣道』
【メーカー】データムポリスター
【ジャンル】アクション
【ハード】SFC 【評価】7.5
あすか120%等で知られるフィルインカフェが開発を担当した
昔ながらのアクションに、剣道(竹刀)による攻撃を加えた異色作。
当時「ビョーキ」と自称していた旧来のおたくによって一定の評価を受けていた今風に言う萌え作品であるが、
女子高生の剣野舞が妖怪と戦うコミカルさと、なかなかのアクションの難易度、
キャラクターの仕草のこだわりで評価されている。高いところから飛び降りればスカートを押さえるし、
しっかりとボイスも出る。パッケージだけの釣りではないのも評価に繋がっているのだろう。
バブル終焉期の90年代前半に勃興した「明るくバカなノリ」のマンガ作品で、
今20代後半の方は、美少女マンガと言われれば即ちこの辺りを思い浮かべるのではないか。
ストーリーとしては、どうやら高校までの登校する道程に居る敵を打ち倒し、
無事に学校に行くというものらしいが、ボスのパターンを見出すのに手間取り、
自身、エンディングは未だ見れていない。
十数年経っても急にやりたくなる辺り、飽きの来ない完成度なのだと思われる。
体力回復アイテムを取ったときのボイス、「生きてるぅ~♪」
ダメージを受けた際のやられ方のポーズの豊富さと「あいたぁ~」というボイス、
必殺技を豪快に放った時の「剣道フォース!!」は異様に耳に残る。