買って来ました！脳関連のダメ本の代表と言われている森氏。彼の直近？の著作を読まずして彼を語る勿れ～。ってなもんです。
まあ、語る必要も無いですが、題にセンスがありません。
「ＩＴに殺される子どもたち」という主題と、「蔓延するゲーム脳」という副題。
ITは情報技術であって、ゲームではありません。というか、テレビやラジオ、アナログな部分も含めれば、書籍、新聞、私信の手紙まで情報技術っちゃあ情報技術ですよね。
でも、ゲームがITに含まれるのは相当無理がありますよ？
つまり、テレビが出始めた時に、テレビを見る人間はバカになる！と言われていたのと同じですね。
関係が無い主題と副題。中身を読む前に、ダメ加減が分かりますね。まあ、脳を脳波で調べた～とかって言ってますが、彼、日本大学大学院文学研究科修士課程修了の文学修士ですよ？
加えて言うなら、（カルシウム摂取と骨格筋の等長収縮における温度との関係）という論文で医学博士を得ているとのこと。つまり、大学院で博士号を取得したわけではなく、論文博士であるかもしれないわけですね。
あと、勘違いされやすいのが、医学博士と医者。夜中お腹が痛くなって、氏の所に行っても多分処置してくれません。処置したら医師法違反で即刻逮捕です。
なぜか？彼は医師免許を持ってない可能性が高いからです。普通、医師免許をもっていれば、医師にして医学博士とどうだ参ったか！といわんばかりにプロフィールに書くものです。ええ。書いてくださって結構です。それは問題ではないですから。
つまり、彼は、基礎研究は出来るけれども、現場は知らないんですよね。恐らくは。更に、彼が論文で所得したであろう博士号の提出論文は題名から類推するに、専門は運動生理学ではないでしょうか？
私は医学に疎いのですが、おそらくそちら方面でしょう。決して脳関係の専門家ではない。専門でなくとも、詳しい人は居ますが、詳しくない人も居ます。
医学ってそうとう難しく、細分化されてるんでしょ？齧った程度の知識ではとてもとても…なんじゃないですかねえ？
最後にオビを掲載。
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