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企画力試験

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【企画力試験】
出版社は即戦力を求めている。雑誌志望でも書籍志望でも同じ事。これが新聞でもコミックでも、その他でも大きな差はなく企画力を求めてくる。本を作れるかどうか、どのような視点で文章を読んできたか。これらは簡単に高められる力ではないことから、選考としては価値あるものだ。大学生ならば二十数年間の積み重ねた力量で勝負する事になる。卒業論文を書いたり、研究発表に積極的に参加した、頭に汗をかいてきた人間ほど強い。企画力は同時にプレゼン力も問われる事がある。合わせて注意したい。

企画は当然、これが正解という物は無い。企業風土に合わなければ、世界で一番売れるかもしれない本の企画も打ち捨てられる。企業の分析は必須である。子育てママの為の出版社に、釣りの企画を持ち込んでも弾かれて終わりだ(弾かれない方法はあるが)。

企画書は企画会議に回っても通用するような物が求められる。

・誰に書いてもらうのか?
・どれくらいの市場があるか分かっているか?
・参考文献や既に同内容の書籍が無いか調べたか?
・細かい点を指摘され、その場で修正案を出せるか?

等は、出来て当然と思われている。「スイマセン、分かりません」と、正直に語るのが最善と言われる面接の場などに於いて、「分かりませんではスミマセン」と言われてしまう(これくらいの洒落が出てこないと辛いかもしれない)。

特に出版社は、定期的に人を募集しない。欠員補充が多いため、10月以降(年末退職者)や1月~2月(年度末退職者)に募集がかかることもしばしば。卒論があれば事実上就職活動が不可能になる場合もある。その覚悟はしておいてもらいたい。人生を某に振り、既卒者になってもやってやるという覚悟があればご勝手に。だ。私は卒論後から就職活動をし、入社後即、別の出版社に転職した。この時も、経験者採用を前提としていたが、企画書の内容で担当者と白熱し、既卒扱いで入社を認めていただいた経緯がある。

最後は才能と根性(熱意)なので、企画一枚、単なる選考だろう?と思わないこと。
練りに練った物、何なら自分で書いて出版社に持ち込み、自分の名前で本が出せるくらい明確なビジョンと知識を持っているものでなければならない。この準備は、ナメた態度では出来ないだろう。

もしかしたら、その企画書が入社後に採用される可能性だってある。
大手では難しいが、中堅出版社であれば、選考の企画から入社後に修正を経て自らがいきなり担当することもありえるのだ。「キミにこの企画、任せるよ」と言われて、すぐにでも動き出せるような人間でなくては困る。「知識が無いです」ではいけない。まあ、そういう企画書は選考では通用しないようだが。(面談時に熱意や知識量、単なるオタクじゃないか?等を見抜かれる)

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