秋葉原の風景のひとつとなった、DS品切れを知らせる掲示と、それと対照的に山積みになっているPSP。シャンパンゴールド程度で売れるはずも無く、新色ともども売れ残り状態。このたびのモンハン2発売で、多少変動はあったんでしょうか?焦らしても仕方ないんで、先に答えを言っちゃいますと、「ありました」です。
モンスターハンターのPSP版は80万本ほど売れたPSP史上最高セールスのソフトです。それの続編とあって、購入者もそこそこ居た模様。ゲームに対する知識をつけ始めた一般客はDSとPSPの画質、音質に着目し、DSはダメハードと決断を下す場合がままあります。なるほど。ハードの性能では確かにそうです。しかし、ゲーム機など入れ物に過ぎず、面白いゲームソフトが無ければ何の意味も果たさないというゲーマーにとっては基本中の基本に彼らは気付いていません。
それどころか、DSは子供っぽいやら、PSPの方がデザイン的にカッコイイやら、任天堂は子供のゲーム屋。などなどまるでGKがほざくテンプレのようなことを言います。まあ、私は面白ければ何でもいいので、どちらに肩入れするつもりもありませんが、モンハンシリーズは欲しいですかね。その為にPSPを買ってもいいかなとも思えます。
今回もアキバでバイトをしている友人からの情報ですが、モンハン2ndは限定版のパックが以外に売れているということです。と同時に、ソフトと一緒にPSPを買っていく一般人女性客も見掛けるようになったとか。やはり劇団ひとり効果でしょうか(CMをひとりが4役で担当している)。
ですが、爆発的な売れ行きとはなっていないようで、せいぜい好調止まりですね。それでも全く売れてない頃に比べれば飛ぶような売れ行きだそうです。この売れる傾向は、テイルズオブデスティニー2が発売された頃から始まっており、映像の美しさに惹かれて30代のサラリーマンやキャラクターの格好良さにあてられた(?)女性客が買い求めているようです。後者はジューダス(リオン)ファンでしょうね。
売れてはいるんですが、評価を聞くと手厳しいものが多いですね。まず、モンハンシリーズをやってきた玄人は、初心者向け過ぎると言い、ひとりのCMに惹かれて買った初心者集団、主に女性陣は、難しすぎると言っています(某所の日記でそんな事を言ってる人を散見)。ゲーム製作とは実に難しいものだと実感しますね。敵がCPUだけのアクションゲーでこれですから、格ゲーなんて・・・って感じです。
モンハン2ndはオンラインRPGっぽく友達と一緒に盛り上がれるゲームですから、友達と買うのがベストでしょうね。今後パワポタ2などキラーコンテンツとなる可能性を秘めた作品も出てくることですし、今後の発展如何では、現状打破の可能性もあります。PSP復活の呪文は「一般人からムシる」ですかね。