まさかのインディーズゲームレビューです。インディーズゲームとは、Xbox360が配信している、ゲームメーカー以外の小規模ソフトハウスや個人が作成した簡単なゲームを低価格で配信し、新しい才能を支援するというMSの事業の一環です。パッケージとしてはとても売れないが、ミニゲームとしては十分なタイトルからどうしようもないネタゲーまで様々。見所のある企画です。購入にはMSP(マイクロソフトポイント)通称ゲイツポイントが必要です。
今回紹介するのは『NINJA・Chop!!』です。(価格240MSP/容量48MB)
ゲームは簡単。移動するメーターとカーソルを一致させ、並んでいる牛乳瓶を手刀で切る。それだけ。何がニンジャかってーと、手刀を繰り出すキャラが「くのいち」なんですね。
くのいちが主人公なんですけど、そんなもの一瞬で、ゲームをクリアというか、延々と手刀で牛乳瓶を切り続け、経験値を貯めてレベルが上がれば衣装が増えます。左の忍装束から右のセーラー服へ。まあ、くのいちですからそういう事もありえるんでしょうが、体型が全く忍ぶ気がないですね。どこかの殿様や重役をたらし込む専門でしょうか。
目の前に並べられた5本の牛乳瓶を切る。
切るとですね、中身が入っているので当然(?)↓こうなる。
ああ、なるほど。バカなんだ。白濁した「ニンジャ」を見れば、日本人も欧米人も大喜び!ということか?
こんなゲームでも配信できる自由度が面白い。普通、ゲームメーカーは許可しない。と言いたいが、任天堂もMSもこの辺りは寛容なんですよね。ゲームの内容やクオリティチェックという名の「ブランド差別」を行わない。こういった登竜門を用意する事自体に意味がある。バカゲー結構。体験版が全てのインディーズゲームにはあるのだから、誤って購入(クソゲーを掴まされる)なんて事もない。納得した人だけ買えばよい。
ニンジャと名の付くゲームが多いのは海外を意識しての事でしょう。
この他にも面白いニンジャゲーがあるので、頃合を見てご紹介したいと思います。