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格ゲーのレバーの持ち方について

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レバーの持ち方なんて自由でいいんですよ。各自試行錯誤して、自分に一番だと思う握りをすればいいのです。4種類の握りのどれにも属さないから「初心者」などと笑う人もおりますが、それらすべての握りが誰かの試行錯誤や手癖で生まれたわけで、工夫やトライアンドエラーなしに進歩なしです。あなたの個性的な握りが世界を変えるかもしれません。握りなんてご自由に。

 

というのが本心ではありますが、マニュアル化された現代。何の指針もないまま放置では「格ゲー初心者(はじめて遊ぶ人)のための企画」として失格ですから、簡単に文章だけでも添えておきますね。

 

【つまみ(持ち)】
左手でOKサインをして、その人差し指と親指の間にレバーボールを挟み込む形でつまむ。つまむ位置は各自それぞれ。人差し指と中指に親指でつまむ人、中指に加えて薬指も使う人、さらに小指をレバーシャフトに添わせる人など色々です。指先での操作のため、ホールド性能は低く、乱暴に扱うとすっぽ抜けが起こる。一方で無駄な力が入らないため、常に力感なく構えることができる。繊細操作向き。

 

【ワイン持ち】
どこがワインなんだろう。ワイングラスはこんな持ち方をしないぞ。ワインは手の温度で温めてはいけないからね。とまあ、うんちくを入れつつ本題へ。人差し指と中指の間に「ブランデーグラス」を持つようにしてレバーシャフトを挟み、レバーボールを下から握り込む。手のひらが上になるので少々違和感もあるだろうが、肘から先でレバーを操作するため、一気に入力することを求められる回転系コマンドの入力などに向く。

 

【ぶっさし(持ち)】
ワイン持ちと何が違うのか。中指と薬指の間でレバーシャフトを挟み、レバーボールを握り込む。これも大きなブランデーグラスを持つときにする手の形なわけで、細かくわけるならブランデー持ちということにしてはどうだろうか。肘どころか腕全体でレバーを回したい人向け。かなり乱雑になるので、回していて済むゲームや、入力が甘い作品でなければ相当練習が要る(一般論にすぎません)。

 

【かぶせ持ち】
レバーを真上から鷲掴みする。プレイヤー視点からすると、レバーボールが見えなくなるのが特徴。最近見なくなりました。レバーを左右に高速で動かす場合に向く。

 

以上がレバーの持ち方ですが、私はどれにも属しませんで、レバーボールをつまみながら中指と薬指の間でシャフトを挟み込む形式で、これは昔からの癖ではなく、3rdというゲームでレバーを回転させるキャラから、スト2にメインのゲームを変えた際、自身で試行錯誤しながら矯正したものです。ですので、皆さんも自由でいいと思いますよ。「この持ち方を著名なプレイヤーがしていたから〜」という選び方もありますが、そういうプレイヤーこそ日々試行錯誤しているわけで、ある日手元を見てみたらまるで違う持ち方だった!なんてザラです。やっぱり各自ご自由に。なんですよね。

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