2年振りに実家に帰ってセガサターンを遊ぶ機会が。実機を持ってくるのは難しかったので、東京でもう一台購入。どうやらサターンに内臓されている電池が切れてしまい、起動するたびに時間設定をさせられ、データセーブにも支障をきたす…。とお悩みの方が多いようでしたので簡単に解説を。
名作が多く、SSはセガ最後の奇跡だと思っております。SS>PSが自分の評価です。
さて、その傑作ハード、もう遊ばないというのは勿体無い。電池は本当に簡単に交換できるので、是非もう通電してあげてください。私はぷよ通の為に通電しましたが、ぷよ通はSFC版の方がなんか…良いですね。色々。わくぷよダンジョンはこちらでしか遊べませんから、今後はわくぷよダンジョン用&格ゲー用に通電していきます。
【用意するもの】
・コイン形リチウム電池(品番:CR2023)…250円前後
以上。
まず、サターンの背面をご確認ください。OPENと書いてありますので、こちらを開けます。
開けますと、このように(画像左)コイン型電池を入れる場所がすぐに確認できるかと思います。
画像右(クリックして拡大推奨)の赤い円の中に2つのツメがあるのがお分かりになるでしょうか。
このツメとツメの間に滑り込ませるようにしてボタンを差込んでセット完了です。
こういった具合ですね。
これで時刻合わせの煩わしさから解放されます。また、セーブも安心してできるようになります。
拡張が大好きなセガならではと言いますか、外からのアクセスが非常にラク。
これは嬉しい設計です。サターン自体にセーブデータを保存できるのも、レトロゲーマーがちょっと遊ぶ分には非常に嬉しい。ウチのPSの純正メモリーカードは4枚全てくたばってしまって、激安のライセンス外商品のデータが生きている始末。サターンはホンマ名機やでェ…!
と言いたいところですが、パワーメモリーのゴミっぷりが尋常じゃないので、差し引いて考えると、PSに負けてますね。おちおちセーブデータ持ち歩けないですし。ただ、拡張4M/RAM(TOP画像のカートリッジ)があることで、アーケードゲームと比べて遜色の無い移植を実現したのは大きいですね。今だからどうこう言われませんが、NEOGEOが一般家庭に売れていた時代なんですから。このほぼ無劣化移植は当時は革命でした。
今でも他のハードでは遊べないゲームが幾つかあり、その移植度の高さに驚かされます。