皆さんも既にご存知かと思われますが、TBSは不祥事を起こしても何事もなかったかのように同じ内容の新番組を作ります。まるで風俗店の看板挿げ替えや店長交代のように体面だけ取り繕った交代劇を演じるわけです。しかもそれを他の局は一切批判しません。ここにTBSの悪徳と放送協会のカルテルと言いますか、談合体質のようなものが見える気が致します。
今更何を言ってるんだ?と思われるかもしれませんが、敢えて言わせていただきます。TBSは面白ければ(数字がとれれば)何でもありの無法者放送局です。良くも悪くも朝日ほど確固たる報道スタンスがあるわけでもなければ、フジほどパロディの才能があるわけでもない。日テレのように目立たない報道は嫌いだが、テレ東ほど割り切ったはっちゃけっぷりは露呈できない。
つまり、あらゆる放送局の良いトコどりをしようとして、あらゆる放送局の悪いところを取り込んでしまっているわけです。質の悪い有識者集団(朝日もそうですが、それよりも酷い)、バラエティー番組も質を下げた廉価版のフジテレビのようです。
ここまで長々と否定したのは、TBSに現代放送の限界と悪徳を見たからです。TBSは以前、筋肉番付という番組を放送していました。この番組は記憶に新しいのですが、参加者が大怪我をしたため番組は打ち切りとなりました。ここまでなら不慮の事故による責任を取って番組を終了させたとして一定の責任を取った誠意ある対応と言えたでしょう。
しかし、TBSは半年も経たないうちに体育王国という同様の内容の番組を始めたのです。不祥事から約半年間ほとぼりが冷めるのを待っていたわけです。それも何より筋肉番付が高視聴率番組だったからに他なりません。数字の為にチャンスを虎視眈々と狙っていたというわけです。
さて、話は今に戻ります。みなさんはぴーかんバディ!という番組をご存知でしょうか?そうです。白インゲン豆ダイエットを紹介し、テレビによる過去最悪(?)の食中毒事件を引き起こしたあの番組です。この番組が引責して終了したのが8/12です。そしてTOP絵にもなっていますが、ほぼ同様の内容、ほぼ同様の出演者(司会は変わらず福澤氏)の人間!これでいいのだを一週間しか経っていない8/19より放送を開始したのです。こうなると企業倫理を疑うとかそういった問題ではなくなってきていますね。
実はぴ-かんバディ!の前身は回復!スパスパ人間学であり、「○○!○○○○」というネーミングを受け継いだかは知らないが、人間!これでいいのだも同様のネーミングである。スパスパについては、未確認情報や研究が始まったばかりのもの、効果が実証されていないものなどをさも事実であるかのように伝えたり、健康食品の宣伝だったりとキナ臭いものであったことがネットの有志達によって証明されている。そのような知識を有さない主婦層が鵜呑みにする怪しい内容の番組を不祥事が起きても平気で放送するあたりにTBSのいい加減さが滲む。
TBS!これでいいのか?と言ってやりたいところ。