そもそも、バスプロショップスってなんやねん!というところでしょう。釣りに
詳しい方でも、普通は知りません。アメリカの総合アウトドアメーカーで、その
店舗たるやまるでテーマパーク。店頭にグリズリーの剥製があり、魚が泳ぎ、ヘ
ラジカの頭が壁にかかる。店舗内に山があるというギャグ?もあるほど広く、楽
しいお店なんです。そこが出している家庭用体感釣りゲームがこちらの、
『バスプロショップス ザ・ストライク』です。Wiiのセンサーと360のキネクトを
利用した体感ゲームとなっておりまして、なんといってもこの竿とリールを模した
コントローラーが特徴。
釣りの醍醐味というのは、魚のいるところに仕掛けを投げ、アタリを感じ、
アワセ(魚がエサやルアーを口にしたときに) 、魚と駆け引きをする点にあ
るのですが、そのためにはどうしてもリールと竿が必要なんですね。
バブル期にはこういったソフトが多数出ていたものですが、それも今や昔。
ゲームがオタクのものとなったからか、それとも釣りの衰退か、趣味の多様
化か…いずれによ、今の最高の技術で最高の体感ゲームをやってみたいわけ
です。子どものころ夢見ていた、リアルな釣りシミュレーションが可能な時
代になったにもかかわらず、それが日本では制作されないことを少々残念に
思いますね。
肝心のゲームですが、raparaという釣具メーカーが出している釣りゲー以下。
所詮は宣伝用商材なのか?というもの。それでも今の時代「釣りコン」を出し
たという点を評価したい!日本のメーカーさんも、次世代器ではもっと体感を
押し出したゲームを作成してもらいたいところ。休日雨でも釣りに行きたいん
ですよね。ホント、ひとつ頼みますわ。