秋葉原からエロゲーの看板が消えたり、陵辱系ソフトを
抹消しようとしたりという動きに繋がったこの問題。
大体この皇子様とよばれた小林容疑者はオタクでもなんでもないのに、
まるでオタクは全て危険思想者という捉え方を生み出しましたよね。
今回はこの問題から少し考えてみたいと思います。
オタクは危険思想者。これはすでにナチスのユダヤ人迫害と共通点が存在します。
惨い迫害という点ではなく、その体系。捉え方に共通点があるのです。
何が共通しているのかといいますと、それは、
ドイツに与えられる負の事象全ての原因はユダヤ人にあり、
ユダヤ人が居る限り決して世界に安定は無い。
という妄想にヒトラーがとらわれていたという点と、現状の社会の反応が共通しているように思えます。
全ての責任をユダヤ人に転嫁することで、自分たちの失態を隠し、認めず、
心の安息を求める。
オタクを根絶やしにすれば日本は救われる。
こんな感じの妄想がメディアを中心に蔓延しているように思います。
コスプレショップで監禁グッズを10万円分買ったといわれる皇子様。
大体、渋谷で服を買うのに10万単位で使う人も居るでしょうに。
この際渋谷の話しは置いておきましょう。
オタクは、監禁グッズを買っていて、みんな少女監禁願望を持っている。
監禁願望を持っているようなオタクは相当レアです。
むしろ、現実社会でそうしようと考えるオタクはほぼ皆無でしょう。
しかし、オタクの責任にしようとする。
男を金と顔で選ぶ以上、当然リスクはあるでしょう。
小林被告は目鼻立ちの美しいいわゆるイケメンです。
イケメンだからこそ。お金も持っているからこそ、女が群がった。
そういう外見で男を選びましょうと教えたのはこの社会です。
本田透さんが提唱されている恋愛資本主義でしょうか。
この外見至上主義を植えつければ、誰もが必死にあがいてお金を使い出すわけですから、
社会的にはこの形が最も素晴らしいのでしょうが、
そこから生まれた歪みをオタクに転嫁するのは間違っているとしか言い様がありませんね。
大体、オタクはその社会ではなく、独自の循環経済社会に生きているのですから。
我々は、秋葉原というアウシュビッツに叩き込まれ、行政とメディアの力でもって
毒殺されようとしているのかもしれません。
多数派によるオタクへのチクロンB(シアン化合物の名前)処分計画。
時代は繰り返しますね。自国民を自国民が迫害するこの構図。
そろそろ教科書に載りそうですねw
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最悪個人出版の悪寒w