トンデモな森氏の書籍、ゲーム脳論、これらに関する批判をとりあげ周囲の動きとして学会の批判を含めた記事が掲載されているサンデー毎日2/26号のレビューです。
批判された森氏は、批判している人間はバカタレばかりといったようなスタンスを崩していませんね。
別の分野とはいえ、学者として恥ずかしい限りです。学者を志す身として代表して謝ります。お見苦しい点が多々ありますが、申し訳ありません。
学会からブーイングが起きはじめた今、窮地にあるのは確か。
まず、この脳波の測定法。これは、国際基準を満たしておらず、論文としての正確さに欠けています。使うにしても、妥当性が確認できる方法を加えなければならない。
現状では、同時に数値が変化しているというだけであり、因果関係は認められてない。因果関係の有無を確認せずに結論を導き、卒論を書いたらば、確実にもう一年でしょう。大学卒業が不可能なレベルの風穴だらけの論文といえそうです。
例えるなら、風が吹いたら桶屋が儲かるような世界です。遥かに離れた二つの事象を無理やり結びつけているわけですから、いかに無理があるかは明白ですよね。
森氏は、論文の書き方を知らないようです。もし、他人の研究成果を借りる場合や反証を論文上で行う場合は通常引用という手法をとります。
引用は、出典を明らかにする事はもちろん、著者名を書き添える事が必要となります。
例えば、私が論文の著者で、その部分を引用するなら、
「オタクの増加と犯罪率には因果関係が認められない」
(下位文化に属す集団と犯罪の因果関係 雨龍:2006)
といったように、色々手法はあるが、引用部、論文名、著者、年代は必須。また、掲載雑誌、ページ数、行数などを書く必要が出てくる場合も多いんです。
これをしないと、盗用。著作権法に抵触する恐れといいますか、告発されれば確実におこられてしまいます。で、森氏は大脳生理学の権威、久保田名誉教授の論文を無断引用したとされています。
すでに論文としての最低限のルールを無視している。こんな形式を満たさない論文はチリガミです。恐れ多いと思いながらあえて言わせていただくと、私のレポート(ちょっとした論文)より劣るでしょう。
森氏は、斉藤環氏の批判を、脳波を知らない素人で、自分の方が医学の知識は10倍ある。と言っています。しかし、森氏の経歴を見ればはたして・・・といった感があります。
「学会が私(森氏)を批判しないのは批判する場所が無いからだ。」
といった発言もあり、学会に居ると一番タチの悪い学者の第1条件を満たしまくりんぐですw
学会は批判できないのではなく、しないんです。
だって、東南海地震は私、雨龍が制御しており、天候は私が毎朝決めている!と叫んだところで、どこの学会が相手にします?可哀相な人扱いされるだけでしょ?w
つまり、その程度の質であるということです。
日本神経科学学会に所属している方曰く、
「森氏も学会員だが、論文は見たことが無い。学会での発表を論文だと勘違いしているのでは?」
と手厳しい発言が。
ついにトンデモに学会が動き出す始末。メイワク極まりないお騒がせ人間だと学会は感じているのかもしれませんね~。
私も対抗する学会を立ち上げたい!なんて考えているわけで。ネットで発言する人間はダメとか、ゲームやってる人間はダメ。みたいなスタンスですからね。オタクの底力を見せ付けてやりたいなとw
どうせ相手にしてくれないんでしょうが、相手にしてくれない方が独りよがり感を演出できますし、好都合かも知れませんねw
マジで対抗するのも面白いかもねって方は是非ワンクリを~。
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