シュリンクと言ってご理解いただけるかと思いますが、マンガ等の単行本には品質保持の為にビニールがかかっています。このビニールのせいで色々と問題もあるわけで。それほど大事でもないのですが…。人(オタク)としてどうなんだと常々思うことがありますので。
シュリンクがかかっている平積みの本を3~4冊ずつ手に取り、背表紙を確認する輩。
ハッキリと申しまして、私はこの類の人間が嫌いです。
彼らの言い分はこうです。「シュリンクのせいでカバーの上や下が痛んだりしていることがあるから…」
しかし、こんな事を言っていた人間を2人(だけですが)知っていますが、自宅ではマンガ本が散乱し、その上を平然と歩き、コミックの上でメシを食う。そんな人間でした。非常に一貫性の無い自己中心的な人間だと。少ないサンプルで仮説をたてさせていただいたわけですが、これがあながち外れではない。
複数手に取った時点で、他の買い物客はお前が手に取った本を買わねばならず、より状態が良い物を買うというお前の考えからして、他の客が迷惑。というのは流石にイチャモンですが、10冊くらい見比べて、一番良いヤツを選んで買っていく彼らは、当然それだけ平積み(タワー状の平積み)を乱しているわけです。綺麗な商品が欲しいというのは、わからいでもありません。ですから、それ自体を否定するなんてイチャモンはつけません。ただ、10、20と確認して、目当ての1冊を手に取ったら、あとの19冊を乱雑にドサドサと戻すのは本当にやめて欲しい。
見本誌を確認した後、高さ30センチ以上のところからフリーフォールさせて、見本誌の下にある商品に角を直撃させたり、商品状態を確認して乱れた平積みを、自分が選び抜いた一品で平積みの本をバンバンと叩いて整列させてみたり。
何をしたいのかサッパリ分からん
ちょっと脳に問題があるんじゃないかと薄ら寒くなるわけです。
最高品質の一冊で、崩れかけたコミックタワーを叩いて整列させるって…。
そんなぞんざいな扱い方をするのに、何で選んだ。
崩れかけたタワーを叩くな。お前のせいで他のマンガに傷がつくだろう。
アレか、他の客には自分のマンガより品質の良い物を買わせない為の置き土産か?
理解に苦しみます。こういう人達が、合理的ではない、世間ズレした行動をそこらじゅうで展開しているんでしょうから、オタクの評判は上がらないのでしょうね。
「シュリンクチェックをする→理解不能な迷惑行為→人としてどうなのか→私は受け入れ難い」
という流れを簡略化して、「シュリンクチェッカー→嫌い」
と、こうなるように私の脳味噌に焼き付いてしまっているわけです。
アマゾンで買えばいいのに。そう思わずには居られませんね。
フィギュアを買うオタクは骨董を見るように大切に扱うのに。まあ、モノが違うと言われればそれまでですが、自分の好きな物をぞんざいに扱っているのに、品質は求めるという異常行動。これが一部のオタクの異常性を説明するのに役立つことがあるかもしれません。(ないと思いますが)