最近起こっているニュースへの反応集です。過剰な反応もあるかもしれませんが、それもご愛嬌ということでw
◆レイプ犯に間違われ12年間服役 賠償請求でも思わぬ障害
黒人差別は根強く残っています。アメリカのバーガーショップ(田舎)に行った知人が実験的にワザと片言の英語で注文したところ、「イエローモンキーが英語を喋ってるぞ」などと店員が話していたということです。人種や属する文化への偏見はなくなりそうにありません。アメリカ版警視庁24時のような番組で報じられる逮捕劇に登場する犯人は大体黒人です。なぜ黒人なのか?そちらの方が視聴率が良いからだそうです。テレビ局もそれを承知の上で黒人の逮捕劇ばかりを流しています。日本と変わりませんね。
さて、こういった司法に属する裁判や警察の問題は他人事ではありません。数年後には裁判員制度が実施されます。こうなったとき、社会悪と位置づけられている人間は大きな損害を被ることになります。そうです。オタクもその中の一つ。あらゆる側面から言われ無き中傷を受け、不利益や最悪の場合、冤罪という事もありえます。
国民の冷静な判断能力が問われる裁判員制度において、日本人が大切にする場の空気、つまり、ムードに押し切られる形で司法の判断が変わるようなことがあってはいけない。
「オタクは悪い事をするに違いない」「そうだそうだ。オタクが犯人だ」
こんな短絡的な決着がありえます。裁判の処理速度向上と、真実の追究とどちらが大切なのでしょうか。
法廷は、白を黒という検察と、黒を白という弁護士のゲーム会場ではない事を忘れてはいませんか?
◆サタズバッ!オウム真理教以降の犯罪は凶悪化した(独自)
コメンテーターとして登場した弁護士による発言です。オウムが社会に与えた影響は大きいと言い、その論証として最近の犯罪の凶悪化を挙げているようです。何でもアリなんですね。
◆「ブログ炎上」って何だ
確かに祭りのネタ探しをしているウォッチャーも居ます。不用意に発言した些細な物をネタに楽しむ人間がいます。しかし、匿名であることを良い事に言いたい放題という構図はメディアも同様です。メディアには抗議のチャンネルが存在していますが、機能していません。つまり、言いっぱなしなのはお互い様です。
以下引用
>本来、自由な意見が発表できるネットなのに、逆に、本音の意見が言いにくくなっている。ネット世界で性善説は通用しないということだ。
ネットで自由な発言を行えば必死にネットなんて・・・と叩いてくるのに、こちら側が弱みを見せると知った風な口を利き、譲歩すると見せかけてやはり叩く。これがメディアのやり口ですか。あまりにも自由すぎやしませんか?ネット世界よりも利権が絡む皆さんの方が虚偽や捏造、過大報道とやりたい放題ですから性善説は通用しませんよね。ネット利用者は皆さんの記事を眉にツバをつけて読んでますよ?w
◆社説:自民党総裁選 教育改革 荒れる学校立て直すには?
研修程度で人間は変わるのか。私が考える答えはNOです。人間の意思は極めて弱い。そして、全ての人間と心を通わせることなど不可能なわけですから、教師の間で信条や教育方針にバラつきが出てしまうのは仕方がない。
全ての教師を画一的に育成することが果たしていい事なのか。これは、卵を一つの笊に盛るようなものです。リスクの点から言ってお勧めできません。馬券を一点買いするのと同じといった方がいいでしょうか。当たれば素晴らしいが、当たらなければ再起不能。博打打ちはそんな金の張り方をしません。博打は通算打率です。常に負けたときの被害を最少にすることを考えて戦います。
そういったリスクマネジメントをすることなく、学校が荒れているらしいから生徒の心を育成しましょう。教師の心を育みましょう。などとオカルトから抜け出せない精神論のみで終始していては、本当の教育改革なんて不可能です。
ゆとり教育にしよう。と言えば、保守派は反対だと言い、詰め込み教育にしようと言えば逆の勢力から反対を受ける。しかし、心の問題だ。心の育成を!というスローガンに反対する者は少ない。これは日本人の根底にある心という存在を崇高で完全無欠、誰でも通じ合える究極の存在だと半ば信仰している様な状態があり、それに異を唱えること自体がタブーと暗黙のうちに決まっているからでしょう。「心を立派にするんだから、どんな事をするか分からないけどとりあえず賛成」なんていう無批判な教育論議は無意味であると考えます。
◆少年実名報道:日弁連が談話「社会的利益ない」
いいえ。利益はあります。実名報道したテレビの視聴率が上がり、若者バッシングの燃料投下となることや、週刊朝日や週刊新潮のような週刊誌が売れます。その点で彼らにとって美味しいビジネスチャンスだったという利益はある。一部の国民の利益にもなったでしょう。ですが、大きな目で見てみると、別に不要でしたよね。実名は。成人が罪を犯しても実名で報じないこともあるのにこの問題を実名で出すということはやはり美味しいからでしょうね。
◆ミクシィ上場、買い殺到 ネット業に新世代台頭
元々ネットオタ専用というものでもありませんが、上場のニュースと共に、いかにmixiが面白いかを解説するメディアに乗せられて会員が増加することは考えられます。またメディアによってサンクチュアリが犯されるのでしょうか。最近まで犯罪を犯した人間がmixiを使っていた事を取り上げ、これだからネットは・・・的な論調だったのに。テレビは方向性を持ってないようですね。
◆国体に無資格2選手、準優勝 福井県テニス協会記録偽造
こうなったら何でもありですね。
◆[キレる小学生]「限界を超えれば“強制退席”も」
寸評の部分はまともなんですが、前提がおかしい。子供の校内暴力は減っています。過去8年間のデータで最多だったから今の子供は危険だ!だなんてよくもまあ言えたものだな。とあきれてしまいます。
みのさんは相変わらずメディアに踊らされてしまっています。右はテレ朝が朝日新聞の記事を持ってきて、グラフが激増していることを示しています。さて、私が少年犯罪のグラフを持ってきたということは、ただではおわりません。平成17年の犯罪白書より転載。
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昭和56年ごろが校内暴力のピークですね。昔は大学生が合法的に人を殴ってもいいのか?と思い違いをしてしまうような時期がありましたが、この統計の中には大学生は入っておりません。純粋に高校生以下の統計です。今の30代~40代が酷いことをしていたようです。昔は進学率が低かったので高校の犯罪がこの程度で済んでいますが、今と同様だったとしたら?
校内暴力の増加についてみの氏は、「30代のバカ親が増えたって事でしょう。」と、若い親を切り捨てていましたが、この統計を見る限り現在30代の人間が酷いですね。ということはその親はと言いますと・・・あああ・・・まぁた団塊ですねw
今60代の人間が最もバカ親だったと言うことでおkでしょうか?w
朝日のグラフでは近年増加しているように見えますが、これは苛めなどの問題に本腰を入れるようになってきたため計上される数が増加しているという事もありえるでしょう。今までは小学生のやることだし・・・。で片付けていたのが、そうはいかなくなった。
私の小学校には日常的に教師を殴る子が居ましたが、一度たりとも補導されていません。クラスに20人、学年に40人しか居ない小さな学校でしたが問題になることはありませんでした。10年前はその程度だったのでしょう。昨今の子供は悪者という論調に感化された形と言っていいかもしれません。もちろんその感化のされ方にもメリット・デメリットが生じるでしょうがね。
◆厚生年金、267万人が加入漏れ
以下読売新聞より引用
>総務省は15日、本来は厚生年金に加入すべき事業所の加入漏れが、厚生年金に加入義務がある事業所約230万の3割程度にあたる約63万~70万に上り、将来、年金を受け取れない従業員数は約267万人と推計されるとする行政評価・監視結果をまとめた。
(中略)
厚生年金の加入漏れを調べた結果、加入対象者約3516万人の7・6%にあたる約267万人が未加入と推計されるとしている。
一体誰がこの数の人間の年金を補填するんでしょうか。若い世代へツケだなんてとんでもない。自分は年金に加入しない。という人は単に払うのがイヤだというだけでなく、前の世代の不手際の尻拭いをしたくないという方もいるでしょう。