皆さんはこのカートをご存知だろうか。子ども用にしか見えない電動遊具だが、アメリカ生まれのコイツは日本の未就学児用カートとはまるで違う、クレイジーという名に恥じないポテンシャルを持ったスーパーカートなのだ。
まずは動画をご覧いただきたい。乗っているのは子どもだが、ちゃんと大人も乗れるようになっている(動画参照)。電動で動くこのカート、どうしてこんな不思議な動きをするかというと、サイドブレーキのようなレバーがその秘密を握っている。
このレバーを引くと、後輪がフリー状態となり、前輪を支点に「ケツ」を振るのだ。ハンドルを切れば前輪が曲がり、そこを支点にケツを振る。結果として、最小半径での回転やドリフト走行が可能になるというワケ。
おもしろくないわけがないスーパーホビーではあるものの、気になることがないこともない。国内上陸間近とされているが、レバーは左にしてもらえないものか。日本車は右ハンドルのため、シフト操作は左手で行う。運転免許を持つオッサンとしては、左でレバーの方がしっくりくるのだが…気にし過ぎというものだろうか。
当然公道を走ることは許されないだろうが、日本上陸の際にはぜひチェックしたいアイテムだ。