Halo Warsとは、世界でシリーズ累計2500万本を売り上げている脅威のFPSソフトのスピンオフ的作品で、Haloシリーズの原点をストラテジーゲーム(日本人にはシミュレーションと言った方が通りが良い)という形を借りて描き出した作品です。
【総評】
簡略化されたRTS(リアルタイムストラテジー)※として箱○に出たタイトル。 入門向けだと思います。とても入り易く、戦略を練り易い。
END WARが駄目駄目だったので、デモをやってみてこちらを購入。
難易度はそれなりに高め。ゲハ住民でも20数回やり直すという人間も居る。
自分も7回やり直したステージがあり、敵の兵力、展開位置、思惑を先読みしなければCPU戦でも危うい、やり応えのあるゲーム。ただし、オフラインで遊ぶキャンペーンはつまらない。死に覚えゲーであり、頭を使うゲームであり、俺TUEEEE!!という爽快感というよりも、俺の方が頭が良いだの仕事が出来るだのというしてやったり感を味わうゲームなので、購入する際は気をつけて貰いたい。1試合(1ミッション)30分~1時間で、負けたらやり直し。自分は屁でもないんですが、負けるのがそもそも許せない人には無理ですね。
箱○のゲームはおしなべて難易度が高めです。オッサン世代は痛くもかゆくも無い(ゲームオーバーになるのが当たり前だと思ってる)のですが、それ以外の方で負けて覚えたり、着実に上手くなるのが嫌いで、無努力で俺が最強!ってゲームが好きな人は絶対買ってはいけません。すぐに辞めてしまうと思いますよ。というか、ゲームという趣味がもう向いてませんよね。プラモデルとか力量の上下が出ない自己完結型の趣味をオススメしたい。
Halo Warsの真髄はオンラインの3対3チームマッチにあります。
オンラインだけでなく、対人戦は何でも面白くなるのですが、本作はそういった対人要素があれば何でも面白いからチームを組んでプレイして下さい。と言っているわけではありません。人の知恵が絡み合い、見ず知らずの人間と心を通わせる必要があり、敵としての人間のみならず、味方の人間の思考を推し量り合い、助け合う過程は、1対1の格闘ゲームに慣れてしまい、対人戦とは敵と自分しか居ないものだと考えていた私の不明を晴らすに至りました。
各自が様々な連携で敵を追い込む快感は、アクション系ゲームのそれとは異なる味わい深さがあります。Civ Rev※2でボコボコにされた私は、今回もオンラインでボコボコですが、とても楽しい。味方の基地の防衛に向かったり、味方が救援物資を送ってくれたり。次にどの基地に攻撃を仕掛けるかなどの連携がはかれると、勝ち負けを超えた面白さがあります。
ちなみに私は非人間軍のコブナントを使うプレイヤーです。
脳味噌筋肉の体育会系のノリが自分にあっているので。
人間軍とコブナント軍のコラボも可能です。
是非ともパーティーを組んで世界とやりあいたいですね。
part2はこちらから
※
交互に指さない将棋のようなゲームで、好きな時に好きなだけ指して良い。
但し、相手も同じように指してくるので、極めて戦略性に富んだシミュレーション
※2
シヴィライゼーションレボリューションの略。
360でも発売されたターン性戦略シミュレーション。