面白いマンガを作っていると思っているのは一部の自意識過剰な連中であって、面白いマンガなんてのは連載されている作品の3割以下だろう。大抵は売れているマンガであって、宗教的な背景を持つに至るまでテコ入れされた作品だ。マンガカルトが増えれば、後はどうとでもなる。そんなバブリーなやり方、そろそろやめませんか。
ここ最近読んでいて面白いなと思えた作品は以下。
・賢い犬リリエンタール
・遊戯王R
・遊戯王GX
主にジャンプ系列から選抜。なかなか面白い。遊戯王はGXが一番面白いかもしれない。少年誌として。Vジャンプは月刊なので、2~3ヶ月で決着をつけないといけないわけで、何よりもテンポが良い。
リリエンタールは週ジャン連載開始から4回目くらいですが、ここからが勝負か。
連載決定後に描き溜めてあったであろうネームが切れるだろうし、本当にこれまでの質を維持して連載が続くなら、ジャンプとしては少し異色な面白い連載になると思う。
言うまでもありませんが、ここ最近ですので、「バクマン」「ワンピース」といった作品は挙げません。「あねどきっ」も入れてみるかと思いましたが、ToLOVEる枠を引き継ぐ程ではない気がするので入れていません。面白い作品なんですけどね。掲載順位から見ればドンドン上位に来ているんで、語るまでも無いですが。
そろそろ危ないかもしれんのは、鍵人とAKABOSHIか。
ジャンプのジャンプたる所以、看板タイトル(腐女子タイトル)は知らんが、
それ以外の部分ではシビアに行ってほしい。
【蛇足】
この1年で最も評価を落とした雑誌としては、ヤングガンガンが挙がる。
次にゲッサンでしょうか。マガジンやサンデーは落ちるところまで落ちて、評価を下げるにはいかないので。残念ながらランクインせず。ヤングガンガンは連載の終了が痛い。サンレッドと愉快な萌えバトル雑誌に成り下がった。確かにその傾向はずっと持っていたが、主力の脱落やアニメ化成金がいけない。
ゲッサンは完全に個人的な物ですが、あずまんが大王が終了したのでもう買う予定も無い。
というだけですが。