今回の育成理論は某チャンピオンもお気に入りの「ロズレイド」です。実はこのポケモン、6対6の対戦会で大活躍し、その後も強豪トレーナー達の珠玉のポケモンをたった一匹で4タテ、5タテとやらかしたパターンに入れば手のつけようの無いポケモン。どのポケモンにも言えますが、相撲で言う「自分の型」を明確に持っているポケモンは強いものです。
とくせいの「しぜんかいふく」によって麻痺や眠り、どくどく等が怖くありません。
草ポケモンの催眠は高確率で非常に強力と言えます。私は見せ合い無しの6対6フルバトルを想定しておりますので、催眠ポケモンを入れる必要が出てくる場合があり、あまり好きではないのですが、その他の嫌がらせ戦術も可能である事から、ロズレイドやフシギバナにご登場いただくことも。眠らせるポケモンは他に用意してある場合には、「しびれごな」で代用しましょう。麻痺の効果で相手は動けず、動きも遅くなるので、「くろいヘドロ」「やどりぎのタネ」による「みがわり」からの回復コンボが決まり易くなります。また、ちょうはつなどは持っていませんが、バトンタッチを使ってくる相手にやどりぎを植えつけると、バトンで渡ってしまうので無駄になりません。1回分おトクですから覚えておくと良いでしょう。
さて、この型ですと、延々と居座ってみがわりのかげからヘドロばくだんを打ち続ける戦法をとる事となります。故に、PPが10では少し心もとないかもしれません。実際にPPが切れるような戦いもありました。ただ、眠らせて各個撃破戦法は強力で、ロズレイドだけで戦況が変わる事もありえます。
もちろん、じわじわと回復するのを待つのではなく、一気に回復できる「こうごうせい」や交代すれば状態異常が治るとくせいを活かして「ねむる」というのも良いでしょう。その場合はやどりぎとみがわりを抜いて、「エナジーボール」や「まきびし」を入れても良いでしょう。自身で眠らせたり麻痺させたり出来るので、どくびしよりもまきびしで。何度も出てきては3回撒いてやればいいんです。