ゆとり世代を語る時、ゆとり世代を知らない人間が語る事が多い。これがもう根本的におかしい。自称学者とかいう、失笑者のデスクワーカーや、その世代と付き合ったこともない年寄り。彼等の妄言に騙されてはいけない。連中の言動などはケツ拭く紙にも代えられない。実際に彼らと付き合う世代の意見を聞かねばならない。
先ず、ゆとり世代の方にこそ読んで貰いたい。表面的な内容、バッシングをしているつもりはないし、人気取りなどでもない。最後までちゃんと読み、反芻した上で意見して貰いたい。嫌な事に耳を傾ける事で自分にプラスになることもあるし、聞いてみたら自分への攻撃でも何でもないという事もある。自学独習も結構だが、先輩の意見を聞くだけで数年分の精神的成長を得られるとしたら大儲けではなかろうか。自分はそう思っている。自分の主張こそ絶対!と信じている人間ほど傍目に見ていて滑稽な物は無いし、それで自分が賢いなんて思ってた日には救いようが無いんだから。
世代論ほどバカな物は無いけど、実際に付き合っても無い世代に対する妄言ほど聞いていてアホらしいと思うものもないなあ。「ゆとり世代」はやっぱり「ゆとり世代」なんですよ。付き合っていれば分かります。大人に不満が溜まるのも良く分かる。
付き合いも無いのに、語っちゃう人が多くてねぇ。自分は1年遅れで社会人になったので、就職戦線はゆとり世代とでした。各社の担当者や面接官と話をしていて、「むしろダブってる人の方がまともだから安心」みたいに言われた事もある。それだけ落差があるという事だろう。
だからこそ「ゆとり世代」内での差別化は容易です。是非頑張って欲しい。挨拶が出来る。字が書ける、相手の話しに納得できる(代案も持たずに否定だけしたり、つっかかったりしない)、責められてキレたり泣いたりしない。私服で行かない、シャツにアイロンくらいかけておく、ネクタイは地味過ぎず派手ではない若々しいものを・・・。これだけで全然違うと思いますよ。そんな基本的な?と思われるかもしれませんが、そんなもんです。現に見て来ましたからね。私は。
これらは若い人間が馬鹿なわけではない。いや、まあ、パッと見たら常識がない、バカなんですが、そういう話ではなくて、そういった常識を教えてこなかった年長者に問題がある。こう書くと、親世代や団塊批判に雪崩れ込んで、大喜びする単細胞な学者、シンパがワンサカ居るが、違う。
悪いのは私を含め全ての年長者だ。
彼らに社会性を与えてこなかった全ての人間が愚かしい。
直近の世代である私なぞは最も罪の重い部類に入るかもしれない。
そう感じ、邪魔臭がられても出来ていないことにはちゃんと意見するようにした。
のではあるが、ナシのツブテということが少なくない。反応が無い。
大人(40、50代)も言うが、感情の起伏に乏しく、他力本願というのはそうだと思う。
それらも全て、年長者が悪い。我々が猛省し、彼らに諭さなければならない。
下らん世代論や、統計などの数値を持ち出して勝った負けたをしたところで、彼らは救われないし、これからの日本も救われない。つまり、我々も救われない。
バカな論戦をやっている暇があれば、彼らに触れ、彼等の成長を促し、喜べ。
また、「ゆとり世代」にはもっと心を開き、素直に受け入れる体勢作りに尽力して欲しい。
耳が痛いからと同世代、同レベルと群れても何も得るところはないから。
信頼できる先輩や、理想として掲げられる年長者を探して欲しい。
いつの時代も、可愛げのある後輩を前に嫌な顔をする先輩は少ないもの。
女の人に頼られて嫌な顔をする男が少ないのと同様に。
恥ずかしいかもしれないが、甘え上手になれ。と言いたい。
上手く先輩からキーワードを引き出せれば、グッと自分がスキルアップした事が実感できる。
発想法、行動理論、1、2回喫茶店で喋るだけでも10代は大きく伸びる。
これをしなかった場合、10代のまま伸びずに子供大人が完成してしまう。
先輩からスキルを盗め。年寄りの戯言に耳を貸すな。
若年層の味方面をしている学者を信用するな(あいつらはそれでメシ食ってる)!
だ。