天才ゲーマーの俺様が、オッサンどもをボコりまーす!配信見てね〜!!
みたいなのが増えすぎだ。以前、自分も被害にあったことがあるけれど、そのときはボッコボコにして無言退室するまでいてこましたわけですが、すでにサイトはないものの、相当仲間内で悪口を書き込まれたみたい。その話はこの際どうでもいい。どうでもよくないが、もうどうでもいい。
こういう輩をゲームセンターなどでも時折見かけるけれど、ガキンチョの調子コキを許すのも大人、咎めるのも大人だと思う。私の場合、しばらくは乱入も何もしないでおいて、目に余るようなら「一声かけてから」乱入するようにしています。この一声かけてというのが非常に重要。何もいわずに入って勝ったところで、「マジじゃなかった」「飽きた」「キメェwww」あたりの知能をどこかに落っことした捨て台詞を食らうのが関の山で、改心にはいたらない。一言、二言かけたうえで入ることで、対戦相手が同じ人間であることを強く認識させ、「参りました」と思わせるわけです。その後の会話につながることも多いですし。
いうまでもないことですが、参りましたといわせてふんぞり返りたいわけではなく、世の中(ゲームの世界ですら)そんなに甘くないよ、と教えてあげる。なるべく早い段階で叩かれておいたほうが後々強く伸びるので、子どものすることと見て見ぬ振りするだけが大人じゃないのかな、と。大きなお世話かもしれませんが、世話しなかった結果が幼児的万能感に浸った大人の登場につながるわけで、やっぱり後で困る。本質的に本人が困るのは知ったこっちゃない。先々、そんな人間ばかりになって私自身が困るのがイヤだから、今のうちにイヤな思いをしておこうって話です。
こと文化の世界、オタクの世界では、昔のゲームはあれやこれがないからダメ、映像が汚い、音が悪い……。そんな話をして、それが当然だという風潮を醸成しているところに飛び込んで、「そうじゃないだろ」というのが大人の仕事ですよ。放っておいたら荒廃、退化しちゃうときには割って入らないといけません。そうしてこなかったから、今痛い目にあってるわけでしょう。
未熟な若人を完膚なきまでやり込める実力、知識と、正しく導ける度量と寛容さがこれからのオッサン、オバサン連中に求められるものだと思いますね。鬱陶しがられたとしても。
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