同人ショップがまだまだ込み合ってますね~。いやあ。活気があることは一向に構いません。むしろ喜ばしい事なんですが、その中で狭い通路や階段に座り込んでタバコを吸ったりオタクを観察している方に今日も出会いました。また愚痴日記になっちゃいそうですがご勘弁を~。
タバコを吸いながら並んでいるオタクをニヤニヤしながら見ている輩も頭にくるんですが、私の知り合いが一昨日、「萌えってどこに売ってんの?」と聞かれたそうです。
アレだけ萌え報道がされているのにこんな勘違いがあるんですね~。
たしか昔、政治家の先生が大衆は物事をすぐに風化させる。報道の影響力は大きく、理解度は小さい。これほど扱いやすい動物はいない。などと言っていたような。
まさにその通りですね。情報操作、プロパガンダにあまりにも脆弱。情報化社会の弊害、情報操作や誤報道という可能性を知らない大衆(一部でしょうが)は情報の精査をしません。となると、テレビが言った事が全てなわけです。彼らの教祖はマスコミの歪んだオタク報道。教祖の言う事は絶対。巨大な宗教組織化していますね。仮にこれを報道教理論またはマスコミ教理論と名づけましょう。
この理論を色々な本を書かれている本田透先生の考え、恋愛資本主義とからめてみましょう。
報道は教祖であるから言われたものは何でも買います。まるでお払い用のツボだとか、ふとんだとか言ったように、今年の流行色が白なら白の服が売れ、○○系イケメンブームが来るとなったらそういった男や女を捕まえあうわけです。そうして恋愛資本主義が支えられていく。
確かにこれほど扱いやすい動物はいませんね。
教徒は大半の国民なんですから勢力としては自衛隊や警察をはるかに上回る巨大なもの。これを相手に何でも売り放題となればおいしすぎる商売です。
民報は広告料で生きているわけですから、恋愛資本主義の意向を無視することは出来ません。つまりマスコミ教を操っているのは恋愛資本主義という事になる。少し無理な理論かもしれませんがもう少し御清聴をw
さて、教のトップたちはここで考えます。どうすれば広告が取れるのか。平たく言えば、恋愛資本主義のご機嫌をとれるのかを。
しかし、現在恋愛資本主義は飽和状態で行き場を失いつつあります。新たなビジネスチャンスを得るか、新田開発よろしく未開の地を捜し求めている。そこで、この両方を持ち合わせている場所を発見したのです。アキバの原住民は低俗な野蛮人でファッションなんていう文化は無いなどという西部開拓時代のような考え方で巨大資本と多くの教徒を背景に一気に攻めこもうとしているのが報道のアキバブームの真の姿なのかもしれません。オタクに服やコスメを売りつければ儲かる(新田開発)。オタク文化のフィギュアやメイドカフェを経営すれば儲かる(ビジネスチャンス)。そしてゆくゆくは報道教徒が増え、恋愛資本主義のご機嫌がとれる…。
こうなったら食いつかないわけが無い。自分が食べる為なら人はどうなってもいいという資本主義が衰退してきた時に起こる悪いベクトルの波が今、アキバを襲っているわけですね。そして同時に都市再開発という流れもある。政府と恋愛資本主義(報道教)の連携がオタク文化に四面楚歌という状況を作り出している。相手は強大ですね。
なんだか長々と申し訳ありません。所詮、「一」学生の戯言でございます。しかし、その中にも的を射た部分があったかと思います。それでは今回はこの辺で~w
あ、参考文献表を下に作りました。多くの先生方、先人に感謝します!
報道と資本主義って関係あったのか!って方は是非ワンクリを~。
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◆アキバに集うマナー知らず
◆外神田動物園
◆少女誘拐殺人事件とオタク
◆地域開発と再提言
【参考文献】
◆電波男(本田透)三才ブックス
◆萌える男(同上)ちくま新書
◆萌え経済学(森永卓郎)
◆地域再生の経済学(神野直彦)
◆経済再生は「現場」から始まる(山口義行)
以上2点中公新書
◆まちづくりと景観(田村明)
◆まちづくりの発想(同上)
◆大型店とまちづくり(矢作弘)
◆民族という名の宗教(なだいなだ)
◆異文化理解(青木保)
◆「都市再生を」問う(五十嵐敬喜・小川明雄)
◆都市計画利権の構図を超えて(同上)
以上岩波新書