ちょっとレビューと言っても散財を記録した散財日記なので、気が向いたら個別にレビューとかやります。問題は、特定の作品についてダラダラと書き過ぎたこと。「キン肉マンレディー」についてなんですけどね。成年コミックの話題もあるので、不快に思う方は読まれませぬよう。(mixi日記の転載です)
こういうパロディを許す空気、許可する空気もまた良い。
ゆで理論でウォーズマンが1200万パワーを出すだけある。ゆでたまご先生も良くお認めになったもんだ。先生だからこそ認められたのだろう。並の作家では1200万パワーに出来ない。その領域に達せたのは、他に鳥山先生の「界王拳4倍だぁぁぁ!!」くらいである(最終的に20倍界王拳まであったと思う)。
集英社のネット上に公開されていたウェブコミックレベルにこういうパロディを認め、しかも単行本化に際し応援の帯を寄せる度量が素晴らしい。
ここからが問題。著者及びコンテンツホルダーがこれを認めた今、求められるのは我々の度量。我々にこの作品を認められるだけの器があるかどうかが勝負。集英社側からの一種の挑戦として受け取り、私は購入を決意しました。
往年のファンの中には激怒している人も居るようですが、キン肉マンってそもそもプロレス風ギャグマンガじゃなかったのかと。美化し過ぎてると思う。純粋なバトルマンガなんてそもそもどれだけ存在していたのか。ドラゴンボールの中盤以降とか、ワンピースとかがそうだと言えるのかなァ。それでもキン肉マンが読ませる魅力は、多種多様な一発系超人の面白さと、何だかんだで勝っちゃう「あたる王子」なんじゃないのか。で、王子の魅力はおフザケとご都合主義的勝利。その周りにテリーマンとロビンマスクが居て、逐一軌道修正と話に深みを加えていくと。
なんかまるでキン肉マンが純血統のバトルマンガだと思い込んでる人には向かないマンガですね。聞くだけでも耐えられない人が無理して読むことも無いと思いますよ。
見所は豊満なキン肉マンレディー他の超人…世間的にはということになるんでしょうが、私個人としては今時連載では許されないような80年代のノリと00年代中盤の絵のミスマッチでしょうかね。今風のキン骨マンとイワオとかが端的に先の一文を表しているかと。
そういう酷いノリを笑い飛ばせ、尚且つ昔を懐かしめる人は一見の価値アリかと。
ああ、どうせmixiじゃこの辺りを読み飛ばされるんだろうけど、筆が止まらなかった。何だこの分量。ちょっと懐古スイッチが入っただけでこれだよ。今の30代の人なんかが本作でツボに入ったらもっと酷い事になりそうですね。
(ここは生扉ブログだけど、どれだけの人が目を通してくれるだろう)
あとはもう惰性だし。エヴァの育成計画はこの人の絵が好きだから。
ゴチャゴチャと要らん戦闘や葛藤の無い完全ラブコメだから毎回買ってます。惰性とか言って申し訳ない。ちゃんと欲しくて欲しくて…で買ってます。キン肉マンレディーでハッスルし過ぎた為に文章の適正量をとうに超えており、事細かに書くだけの余裕が無い。書いてもいいけど、虚しいアウトプットになる。だったらブログに書いた方がリソースを同じように食っても、より情報としての格式が高いのではないか。格式ではないか、格調か?まあいいや。
残るはエロマンガ3点。全て新刊。今月は水飲み生活ですね。ええ。
・チューべろーず
・月と太陽
・少女革命計画
以上です。
最後の画像は全体を写すとmixiに怒られるレベルのクリアファイル。
チューべろーずをメロンブックスで購入した際の特典の模様。
定期的に付いてきますね。前に付いてたのはぼっしい先生の時かな。
ああ、なんかもう尻切れトンボだ。
何故かここ最近古めのマンガが欲しい病で、キン肉マンレディーのせいで背中を押されてしまったかも。ドラゴンボール完全版やDr.スランプも欲しいし、バトルアスリーテス大運動会なんかも…。ああ、そういえばリバティーにバトルアスリーテスの次の番組だったロストユニバースのLD売ってたな…。あらいずみるいファンとしては…しかし、それを買うなら無敵王トライゼノンを全巻…。
ええ、こんな愚痴を書いてると枚挙に暇が無いってなもんで。
最後の最後まで切れ味鋭い尻切れトンボで終わらそうかな。