言ってやるべきか、言ってやらないべきか。
間違っている事、おかしな事を言い出したら、ちゃんと指摘してやるべきかどうか。「してやる」などと言ってますが、大概おかしな事を言うのは年上です。年下がおかしな事を言うのは当たり前ですし。そこは寛容な精神で受け入れられるんですけども。
オタク代表みたいな顔をして、間違ったことを言っていたら教えてあげるべきかどうか。非常に悩ましい。30にして、初めてのHDゲーム機を購入し、FF13マジパネェ!神ゲー!!綺麗杉www
とか言っちゃう(言うだけなら良い、自分に説教してくる)人相手に、FF13は確かに綺麗でしょうね。DVD時代に比べれば。と、ちゃんとツッコンでおくべきだろうか。FF13なんかよりもっと綺麗な物がありますけど?とか言っておくべきだろうか。22型のモニターで見て、何が画質だモデリングだと教えるべきだろうか。
傍目からして、明らかに物を知らないのに、彼は自分はトップクラスのオタクだと自負している。そんな知人、先輩が居てほとほと弱っている。世の中は、そういった程度のオタクが大多数で、あれもこれもそれなりの水準で知っているオタクなんてのはごくごく少数だと分かっているんですが。説教染みた事を言われると、ちょっと我慢できない堪え性の無い人間でして。
恐らく、かなりのレベルのオタクが周りに居れば、私がこんなに悩む事も無いんだと思います。自分が自分の知りうる範囲において、最もオタクなのが問題で。自分なんてまだまだですよー。と思いたいんですが、思えない環境。恐らく、初HD機で、FF13が「綺麗」だから全てのゲームより優れてる!などと喧伝している某氏も、お山の大将になってるんでしょう。そのお山より、少し高い山に登っている私が指摘すれば、山からは下りられるんでしょうが…本人にとってそれが良い事かどうかは量りかねるところでして。
自分も早々に降りてしまいたい。自分よりゲームに詳しい人間、マンガに詳しい人間が居ないというこの状況から逃げたい。全く楽しくありませんもの。イラつかされるばかりで。皆が自分のように考えているわけでなし、なかなかスタンスを決めかねる2010年ですね。