Twitterは、何をつぶやいても許される魅惑の小箱(王様の耳はロバの耳で言う穴)と思っているオッサンが多過ぎる。ネットリテラシーの低さにうんざりさせられる。いわゆるオッサンVIP(2chの板の名前)だ。多くの人間が大人の利用をしている中で、彼らの存在は急激に目に付くようになってきた。
私は、「オッサンやオバンがゆるい連帯感で繋がるなんて気持ち悪いなw」とかそういう事を言いたいわけではありません。「ネットを何だと思ってんの?」と言いたいわけです。
ネットは仮想現実だと言う人が居ます。世間一般にそういう認識なのかもしれませんが、ネットは紛れもない現実です。公人として認識される立場のん人間が、子供のマジコンについてつぶやいたり、ネガティブな発言で消費者の神経を逆なでしたり。
ハンドルネームで匿名性を保っているならまだしも、どこの誰か分かっているような状態で、よくもまあ世間様の評判を落とすような事をベラベラと書けるものだなと思うわけです。特定の企業の人間であれば企業のイメージ、製品のブランド力を落としかねません。
その辺が全く理解出来てない、ネットリテラシーの足らんオッサン共がわんさか押し寄せ、流行り物に無知丸出しで飛びついている。ミーハーの極み。ただ、消費者ないしいち有権者としては、彼らの行動はその企業や政党の情報をダイレクトに知りうるツールとなるので、彼らがバカなことをすれば「バカ」なんだなあと思えるわけで、正確な判断材料を得るのには使えるのですがね。
さて、あのTwitterの利用者について幾つか分類をしたいと思います。
・完全な私人ないしつぶやいて繋がりたいだけのかまってちゃん(私です)
・公人もしくは企業の代表であり、諸連絡や宣伝に使うクレバーな人物
・この辺全く分かってない「スカポンタン」
・これらを見て楽しむウォッチャー(という派閥は実際は存在しないでしょう誰もがヲチってる)
何を今更という感じですが、ネット上の発言は拡声器を持って都心でデモをやるよりも早く、多くの人間に見られ、取り上げられる可能性を理解しなければならない。その発言で思わぬ方向に事が進み、知らぬ場所で散々引用されているかもしれないということを念頭に置かなければいけない。
この辺が理解出来ない非デジタルネイティブ※は、月並みだが
「(掲示板なんかを)半年ROMれ」である。
※デジタルネイティブとは、若い時期からデジタルないしネットに触れ、その特性を十分に理解して使いこなしている人物を差す。一般に20~30代のネットと親和性の高い人物。