ジョジョ3部、スターダストクルセイダースのオインゴとボインゴといえば、エジプト編がはじまっていきなりの強敵ンドゥール戦後の癒し回。兄のオインゴは変身能力を持ち、弟ボインゴは手にした本に漫画の形式で現れる予言を元に承太郎たちを追い詰める。はずだったのだが、結果は実に残念。であるにもかかわらず、ジョースターやポルナレフが旅をいかに楽しんでいるのかが垣間見れたり、承太郎が普段の行動に見合わないような隠し芸を持っていたりと味わい深い回でもあり、オインゴとボインゴの兄弟のキャラクターと相まって、敵の中でも親しみを持たれているんですね。このたびオインゴとボインゴの活躍回がアニメでも放送され、そのエンディングが『アク役◇協奏曲 〜オインゴとボインゴ〜』として放送日にiTunesほかで配信開始。あまりにもサイケデリックな絵柄とリズム、美声に加えて二人の能力やキャラクターを紹介する「名曲」であることから、関東地域以外では放映日がきていないにも関わらず、iTunes Storeでアニメランキング1位に躍り出るなど大躍進。かれこれ10年近くキャラソンを買っていない私もたまらず翌日にダウンロードしてしまいました。
というわけでですね、気になる方はご購入いただければなと。アニメ本編も作品への愛情と手間暇が滲む傑作ですので、時間とお金と愛があれば、日本のアニメ(海外の力も借りておりますが)はまだまだ大丈夫だ!と自信を深める作品でもあります。
この記事へのコメントはありません。