しょっちゅうまんがタイムきららと間違われる(というか、意識的に似せてる気もする)一迅社の4コマKINGぱれっとに連載されていた「すもも☆あんみつ」の2巻です。ただでさえコアなファンしか手にしない萌え4コマ専門誌の中でも新参なので、苦戦しているんでしょうか。良い作品があっさり終わる傾向にあるのは自分の見る目が無いからか、それとも…
登場するキャラを抑え、各キャラの限られた設定でテンプレ化された笑いを手を変え品を変え繰り広げる。安定した面白さのある作品だと思います。萌え4コマですから、読者(私)の心を掴むだけの画力も高評価に繋がるかと思ったのですが、今のファンにはウケないんでしょうか。
というわけで、私の評価は8点です。あっさりしていて読むのに気構えが要らないのが良いですね。
主人公は鬼族の娘である李(すもも)。人間界について誤った知識をお目付け役の鶯に植えつけられており、世間知らず。見た目と違って幼くお守りを任されていたお付の鶯を一言であらわすなら適当。何をするにも適当にこなし、すももに教える知識も適当。素直なすももに嘘知識を教え込み、その為に巻き起こるトラブルや反応を楽しむという捻じ曲がった性格。ですが、この人が居ないと全く面白くないわけで…。
と、紹介しましたが、主人公は本当にすももで良いのか。唯一のメインの男キャラの龍ではないのか。とか思ったり思わなかったり。無口でパソコンオタクという設定。常に巻き込まれ役。
次いですもも達の住むマンションの大家である撫子も巻き込まれ役です。ただ、こちらはすもも達より撫子を好いている木蘭(女)のセクハラというか直球ド真ん中の性欲丸出し行動というかで、常に落ち着かない日々を送るハメに。
ざっキャラクター紹介をしましたが、画像が無いのはご愛嬌
TOP絵の左がすもも、右が鶯ですよ。