リスクの可能性がゼロでないならやめるべき?
リスクがないことというものはなかなかありません。
でも、リスクはゼロにしろ、そうじゃないならやめろという人がとても多い。
特に、なにかを規制したい人は、リスクを過大に評価しがちです。もっとも、彼らにとってはちっとも過大ではなく、1%でもリスクがあるなら絶対許さないと考えているのですけれども。
これはいつも申し上げていますが、家から出れば車に跳ねられたり、通り魔に襲われたり、家に居たって落雷や隕石、土砂災害といったリスクはあるわけです。リスクを過大に評価しがちな人たちは、これらのリスクはどう計算するのでしょうか。
一方、リスクを過大に評価する人たちが、人を殺す可能性もあるわけです。
「お前は人を殺すリスクがゼロではから、死刑だ」
なんていわれて、はいそうですかといえるのか。
リスクはゼロではないのですから、規制はされて然るべきではないですか?
とっても不毛なことだと思うわけです。リスクってなんなんでしょうね。
何%あったら、顕在化したリスクとするという基準があれば助かるんですが。
この記事へのコメントはありません。