毎度毎度素晴らしい番組を作るテレビ局。彼等は血液型人類学同様に、トンデモ科学を祭り上げるのが得意ですからね。まったくもって素晴らしいですよ。脳が未発達なのはどちらなんでしょうかね?ちなみに血液型人類学というのは、A型は真面目でAB型は二重人格・・・ってやつです。あれは正式に否定された学問ですから。
運動させればキレなくなるんだそうです。そんなものは科学的に実証されてませんからね。あくまで可能性の問題です。筋肉隆々の人は暴力系の犯罪を起こしやすくなり、頭がいい人間は詐欺などの頭脳系の犯罪を犯しやすくなるんですが、体がしっかりしていると、前者になりやすくなるのでは?
人をぶん殴っても運動保育を受けていれば、キレないとでも言いはるんでしょうか。私はド田舎の保育所出身で、一日中山や川を走り回ってたんですが、キレて人を殴ったりしましたよ?拳で窓ガラスを割ったり、クラス全員に取り押さえられたり。私は例外って事ですか?そうですかw
キレないで人を傷つけようが、キレて人を傷つけようが、その課程は問題ではないでしょう。傷つける事が問題なんですから。
昭和30~40年代の若者は、今より運動していたはずですが、暴行事件が多かったですよね。この段階ではいかんとも言いがたいですが、経験則から言って、運動とキレるかどうかは関係ないとも主張できるのではないでしょうか?それどころか、運動している人間ほどキレるとも主張できますよねw
これは、子供の運動を調査したものだそうです。だからどうした?と思いませんか?確かに運動保育をしている子供の方が歩数は多いです。・・・それが?
歩数が多い事と犯罪をしない事(キレないこと)の関係性の証明にはまったく役に立たないデータですね。ただ単に、沢山歩いているというだけです。こういった調査をゴミ調査というんですよ・・・。
本来の比較調査というのは、運動保育を行った集団と行っていない集団をランダムサンプリングで200人ずつ集めて犯罪を犯したかどうかを調べるべきでしょう。キレたかどうかは定義が曖昧なので、ここでは犯罪を犯したかどうかに置き換えてあります。
まず、46野が未発達なら犯罪をしやすいとするならば、発達している人間はしにくいと証明しなければなりません。このGO/NO GO課題というのはどう見ても運動神経を調べるテストにしか見えません。特定の光のときにポンプを握り、それ以外の時には握らないと言うテストですから。
それ以外の時に握らないと言う行動が、握る行動を我慢する事に通じ、最終的にキレる事を我慢する・・・。というのは幾らなんでもムチャじゃないですか?
左側はゲームをしている時の脳、右側は運動をしている時の脳だそうです。右の方が血流が多く流れているから発達を促進していると言いたいようです。まあ、私のような門外漢から見ると、右は運動をしているから純粋に心拍数が上昇し、全身の血流が活発になっただけのハナシにも感じられるんですがね。
こうしてまた一つ民間信仰(迷信)が増えてしまうんでしょうか?この怪しい調査結果は、運動不足の人間=キレ易いと主張する根拠となりうるでしょうし、ゲーム脳と相まって、オタク=犯罪者予備軍論を支える要素になるんでしょうね。また、運動していた年寄りはキレず、していない若者はキレるという主張にも活かされるでしょう。まったくもって遺憾な研究報道ですね~。
こいつら科学のかの字もしらねえな!!って方は是非ワンクリを~。
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