正確な調査はしていないのですが、どうやらジャンプやマガジン、単行本を読む事は、今の子達からすれば読書に当たるそうです。月に10~20冊ほど平均して本を読むという後輩、ネット上の発言を見ていて、もしやと思いましたが…。画像左の雑誌と右の学術文庫本、どちらを読んでも1とカウント。これで本当に良いのかと。
今の子が本を読まないというのはウソ!一番読んでないのは○○代!
といった調査が出ていて、今の若い子も頑張るなあ…なんて思っていましたが、
どうやら雲行きが怪しい。聞いているとマンガも1冊と数え、趣味読書に入る模様。
いや、確かに「趣味読書」と苦し紛れに書く際にはカウントしたりするという風潮はありますが、
「本を読んでいますか?」という質問の時にはマンガはカウントしないというのが慣わしではなかったか。
そういうものをカウントするなら、今朝起きて朝食を取るまでに1冊読んだぞと。
10代や20代の読書率を押し上げるほどにこういった理解が浸透しているのであれば問題視すべきだろう。また、ケータイ「小説」を1つカウントしてみたり、原稿用紙20枚程度のショートを(ネットで拾って)読んだのを1とカウントしたりしている感もある。
今後は「本」という言葉の後に「紙媒体で本として成立するだけの分量があり、絵が主体ではない活字で構成されている物」と但し書きをつけなければならないとしたら、邪魔臭い事この上ない。