マンガを週に3~10冊買う私ですが(今週は既に7冊)、マンガを読んでて思うことがあります。それは皆さんも感じたことがある事だと思うので、適当に更新。
マンガ家って、高学歴な人が結構居る。東北、明治、早稲田…
ぬ~べ~の岡野先生は早稲田の政経だったハズ。
げんしけんのあのお方は筑波で、ネギま!のアノお方は中央。
声優では若本閣下が早稲田だったかと。
何が言いたいかと言いますと、やっぱ頭が良い(学歴とは関係なく)人のマンガは面白い。捻りが全く無いようなマンガだとしても、何故か面白い。奇をてらおうとして外してしまうよりも遥かにいいし。何故かって部分にはやっぱり魅せる技術ってのが入るんだろう。
絵が上手いに越した事ないけど、マンガって絵だけで構成されるもんじゃないし、小手先だけでどうこうなるもんじゃない。絵が上手いだけでいいならそこらへんの漫研や専門学校に行けばいい。
前にゲーム業界のクリエイター目指す奴に説教垂れた時も書いたけど、マンガが好きだということと描く事は違う。マンガが好きなのであれば、専門学校に行くより大学に行ったほうがいい。ここが分かってないのが多い。漠然とした目標で半ば現実逃避気味に専門学校とか選ぶ輩は大成しないでしょ。
絵の描き方学んだだけでマンガ家になれるとか笑わせてるわ。法学学んだだけで弁護士になれるって言ってるようなモン。
マンガはストーリーに応じた絵柄がある。哲也はあのケレン味があるからこそ面白く、ラッキーマンやたけしもあの絵柄だからこその味がある。
つまり、絵の巧拙なんかじゃなく読ませる努力をしろって事。これはもう証明済み。売れてるマンガって原作者と絵描いてる人別でしょ?読ませる専門家とマンガ家(絵描き)って両立するのは難しい。マンガ家は芸術家なんだから、劇作家とか戯曲とか小説とかそういう売文業の人間とは違う。絵が上手いだけの奴は幾らでも居る。読ませられるかどうかが問題。
俺が描きたいモンだけ描くんだ!ってんならプロはあきらめたほうがいい。同人で食えばいいだろうと。まあ、それこそ茨の道だけどね。絵だけで稼ぐんだから、ちょっとやそっとの腕前じゃあどうにもならんから。