賛否両論なら、等しく両方聞かないでおこう
最近、「賛否両論ある」といわれることが増えました。
統計的にはわかりませんが、私個人としてです。
で、そういう言葉を使う人は、だいたい「否」のほうに重きを置いている人です。
つまり、「それは賛成しかねるから、やめろとはいわないけれど、自発的にやめてください」ということです。これはとても小狡い(こずるい)と思うんですな。自分が表立ってやりあうんじゃなく、賛否あると世間を持ち出して、自発的にやめろと圧力をかける。辞めたことで得られたチャンスや利益を棒に振っても、私は関係ない、自分で決めたんでしょう? と、逃げる。
だから、賛否両論ある場合、両方等しく聞かないことにしようと。近ごろ思うようになってきたんです。応援に乗せられることもなければ、否定にくじけることもない。自分がやろうかなと思ったらやる。それで失敗して大怪我したって、それはもう、本当に自己責任。
賛否の「否」に耳を傾けるということは、際限なくその否定論者に賛成するってことでもあります。賛成という人は結構あっさりどっかに行っちゃいますけど、反対!っていう人は、絶対に許してくれません。毛の一本、血の一滴すらこの世に残さないと思っているくらい、執念深く潰しにきたりします。だから、両方、平等に扱う。
そんなムチャクチャが通るわけがない!と思いますよね。私も思います。でも、そんな話が通るか!という否定的意見を無視し続けた結果、のびのびとした人生を送ったり、大成功したりしている人がいることも事実。小学5年くらいの頭しかないといわれる人がアメリカの大統領でしょう? あの人、スーパー人のいうこと聞かないんですって。半端に賢いと、先々のリスクを考えてしまってな〜んにもできなくなっちゃうのかもしれません。でも、バカなら、バカじゃなくても、そういう賛否いずれも聞かなければ、もしかすると、もしかするかも、と思うんです。
敵の多い人生になることは間違いないでしょうけどね……。
敵がいることも気づかないような、両論無視ができるとおもしろいかもしれませんね。
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