【取材作文】
制限時間内に取材に出かけて行って、記事を作って持ち帰る。制限時間は2時間など。
いわゆる紀行文を書かせるものがある。出版社の多くは神田~神保町にあって、土地勘がある人間が有利になる選考ではある。これは既に実技試験であり、応募者の選考が殆ど終わってから行われることがあるようだ。1000人規模の応募者全員に課したりということは当然無い。いかに面白い記事にするかを自由に発想させるもので、基本的にはつまらない街並みをどこまで彩りを添えて読ませられるかを問うてくる。最も力量を問われる厳しい試験である。自分は雨の中街の取材をさせられた経験がある。
限られた時間でどれだけアンテナを張り巡らし、面白い情報を拾ってくるか。
そして、良い記事を書けるかが問われる。編集者、記者としての素質の多くをチェック出来る選考だ。
内容は自由なので、文章だけでなく絵や写真を添えるということも許す場合がある。当日急に試験内容を伝えられるので、編集者、記者を目指すなら取材用の道具くらいは常に持って就職活動に臨みたい。