規制だ何だと声高に叫ぶ人々がいますね。合わせてオタクは去勢せよなんて発言も成される始末。彼らが規制や去勢を叫ぶ論拠は当然、オタク文化が若しくはオタクが犯罪を犯すのだから、それらを取り除けば安定した社会が得られるというものです。この論拠が怪しい事は既に周知の事実ですが、それに加えて、彼らにとって対岸の火事だからこそ規制しろ。と言えるんですよね。
自分の学校の校則が変わるのならいざ知らず、隣の学校の校則が変わってもどうということは無いでしょ?そんな感じなんですよ。自分達を締め付けるものでなければ幾ら規制されても痛くも痒くもありませんからね。
最近とはいわず、相当前からモータリゼーション(車社会化)が進んでますよね。それに呼応して交通事故でお亡くなりになる方が後を絶ちません。一時期は年間1万人もの死亡者が出て、交通戦争なんていわれていましたものね。で、その交通事故から自らと子供を守る手段を今回私は考えました!
とはいっても、そんな目からウロコな事ではないです。車社会の安定した運行と安全性確保の為に、免許取得者(私もそうですが)は毎年免許を更新し、警察が行っている免許取得試験と同程度のテストを受け、成績が90パーセント未満の方は、合格まで免許停止にするというのはどうでしょうか?
車を運転しない方は意外かもしれませんが、世の中のドライバーの中には教習所で習ったことを忘れ去って運転している方も居ますからね。交通法規を知らないより知っていた方が安全な運転ができそうじゃないですか。加えて、シルバーの運転手を街から排除できます。危ないですもんね。
と、ここまで書けばお分かりかと思いますが、これは皮肉です。私を含めた(ペーパー)ドライバーはきっと反発するでしょう。その反発は恐らく、
試験の点数と運転の巧拙は無関係(証明されていない)
高齢な運転手に不利な制度であって、人権を侵害している
といったものになりそうですね。そうです。一緒なんです。オタクを規制論で叩くのは平気ですが、いざ自らに降りかかってくると必死に抵抗するでしょう。彼らがゲームやマンガの規制に賛成するのは自分に無関係だからです。冒頭にもありますように、他所が幾ら規制されても痛くも痒くもない。
その規制が的外れで、犯罪を減少させる効果が無かったとしても知ったこっちゃない。何故なら自分に無関係だからです。オタク文化は犯罪と関係ない。と説いても暖簾に腕押しと言いますか、ナシのツブテなのは、実生活に関係ないものを規制するのに痛みを伴わないからでしょう。
自分に面倒も何もありませんし、加えてオタク=犯罪者、自分=正常者という身勝手な思い込みによる線引きでもって、その自尊心を満たすことが出来ますからね。
電車の料金を今の3倍に。到着の間隔を5倍にしてみませんか?
具体的に東京で言えば、初乗り(隣駅まで)400円前後、到着間隔は5分~10分。こうすれば、サービスも向上し、事故の確率も減るでしょう。飛び込み自殺をする人も電車がなかなか来なければ思いとどまるかも知れませんし、開かずの踏み切りは解消されますよ?
ですが、耐えれますでしょうか?日々満員電車どころか、ホームに人が溢れるでしょうね。ですがきっと安全性は向上しますよ?恐らく、多くの人は反対するでしょう。だって面倒だから。ですが、ひとたび事故が起きればシュプレヒコールの大合唱。
繰り返しますが、彼らは自分は一切の不利益を被らない形で安全を寄越せといいます。車や電車の安全性向上は自らに不利益をもたらしますが、オタ文化とオタの去勢は全く不利益を被りません。所詮彼らは外野なんですよね。実際には無関係なんですよ。そんな対岸の人間の発言に振り回されることは非常に口惜しいものがありますね。
結局は奴等にとって、対岸の火事なんだろうなって方は是非ワンクリを~。
人気ブログランキング ←ぽちっと押して下さると、狂喜乱舞しますw