私の過激発言にご立腹の方も多い模様ですね。ここで再確認です。私は、一般人もオタクも関係ない見地からの研究を目指しています。
以前はバスケットコートが駅前にあり、若者がそこで遊ぶという光景があったそうですね。それはそれで良い事だと思います。当時は住み分けが出来ていましたからね。私が今問題視するのは、倫理観が崩壊している状況で、予備知識の少ない人種(DQN)を街に呼び込むとなると、いささか摩擦が起こるのではないかということです。その呼び込むモーメントこそが、メディア戦略であり、都市再開発なのかもしれません。
私は、研究もオタクな分野でして、現在東京の再開発を調べています。なにぶん資料が乏しいもので、なかなか進まないのが現状ですが、その研究から一部引用しますと、現在秋葉原・神田地区は都市再生緊急整備地域に指定されています。
なんじゃそら?という方の為に例を挙げましょう。我らがアキバの変貌振りは、3年前くらいからここに通っている方ならおわかりでしょう。非常に急速に発展しています。同様にこの整備地域に指定された地域は、東京では、お台場などの臨海部、新宿駅周辺、六本木、品川、丸の内、大手町、赤坂、虎ノ門、品川、銀座、日本橋などです。ここに挙げた例から分かるように、急速に発展している街ばかりです。
本質を捉えているかは分かりませんが、行政が使いやすい街へと作り変えられているようにも見えますね。
この計画は小泉内閣が打ち出した方針に則ったものであるらしく、都もその計画を喜んで推進しているフシがあります。これは憶測ですが、近年のホテルやマンションの進出はこの規制緩和を背景にしており、供給過剰となった東京にさらに人間を集めようとしているように感じるのです。
アキバは今後、行政サイドとしては、家族連れや観光客向けの近未来都市になるそうです。いかにも行政的な考えですね。観光客特に外貨を落としていく外国人観光客は、アキバの独特な地場産業と文化、空気に触れに来ているにもかかわらず、近未来都市化ですからね。
加えて近未来都市といえば10年程時代を先取りするという程度の建造物が並ぶわけですから、完成してから10年経ったら物珍しさが皆無になるでしょう。そうしたらどうするんでしょう?再び再開発して10年先取りするんでしょうか?
ずいぶんとドンブリ経営ですね。改革の波に上手い事道路族が乗っかってるような気がします。
ずいぶんと語ってしまいましたね。最後に一つ都の「東京計画地図」という本の奥付に東京計画研究会という名前が載っているそうです。彼らはどんな団体かといいますと、
「東京都政の現在と将来計画を、ビジネスチャンスの視点で研究しつづける、都内に勤務する有志の組織。本書執筆にあたっては、(中略)関係者からの直接情報を総合してまとめた」
よく言ったものですね。外貨獲得の手段を失う代わりに税金を取り易い集団(企業)を誘致して都政の安定をはかる集団です。と書いたほうがすっきりすると思うのですが。結局、カネであり、文化ではないということです。六本木にヒルズが建ったりドンキの上に絶叫マシンが出来かかったりするのも、この金儲け主義の都市計画の為と言えるかもしれません。利権・既得権争いがある以上この動きは止まりそうにないですね。
いま、ホクホク顔の大手家電メーカーさんも15年後のアキバ次第ではどうなるかわかったもんじゃないですよ?
結局カネかよwって方は是非ワンクリを~。
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